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ギア猿

Gridge編集部

12月の『ギア猿』はパターの打感をサルベージ!打ち比べてみてどうなの?

今年最後の『ギア猿』は“パターの打感”。

華丸さん(博多華丸・大吉)に打感の好みを聞いたら、「『ある』と言ったらウソになります」という答えが……。

入るか入らないかだから打感なんて二の次という華丸さんですが、今回はここでその違いを見つけてもらって、パッティングの向上につなげてもらおうという企画です。

果たして、華丸さんは打感の違いに敏感になって、パッティングが向上するのでしょうか?

今月は、毎年恒例の鹿又さんの大試打会リポートや年末反省会もありますよ!

パターの打感をどう感じる?

まずは自身のマスダパターで打感の“食レポ”をすることになった華丸さん。

しかし、「いいと思います」という、なんとも淡白な感想が……。

そこでクラフトマンの鹿又(芳典)さん、関“QP”雅史プロがいくつか質問。

鹿「軟らかいか硬いで言ったら?」
華「硬い」
鹿「音がする、しないで言ったら?」
華「しない」
鹿「手にくるフィーリングは多い? 少ない?」
華「少ない」
関「重いか軽いかは?」
華「軽いほうかな?」

なんとか絞り出したマスダパターの感想でしたが、これを基準に他のパターを打ったらどう変わるのか試してみることにしました。

オデッセイの最新パター「Ai-ONE」「TRI-BEAM」で検証!

今回用意したのは、オデッセイの最新シリーズ「Ai-ONE」パターと「TRI-BEAM」パター。

インサートが樹脂とアルミで構成され、名器「ホワイトホット」のフィーリングに近いという「Ai-ONE」と、ドライバーのフェースなどにも使用される強度の高い6-4チタンをインサートに使用した「Ai-ONE MILLED」の2種類のフェースインサート、それに加えて三角形の“ラケットホーゼル”で人気の「TRI-BEAM」パターで検証します。

打感の違いを感じ取り、どの打感が好きか言えるようになることが今日の目標です。

3つを比べて打ってみて、打音の違いはわかりましたが、果たして打感は?

思案投げ首して華丸さん、以下のように回答しました。

「人が作ったヤツ(TRI-BEAM)はすごい吸収する感じ、柔らかい感じがする。Ai-ONE MILLEDは、金属っぽいから“カン”ってなる。弾ける感じで、自分の(マスダパター)と差がない感じ。Ai-ONEはAi-ONE MILLEDよりは柔らかい」

ここで改めて自分のマスダパターを打ってみると……「ごめんなさい。全然わかりません。全部一緒」とお手上げ状態。

「パターの重みとかを先に感じちゃう」ため、打感の違いにはまだピンと来ていないようですが、「(TRI-BEAMの)吸収する感じが好きかも」と、一応の好みは出てきました。

しっかり打ちたいなら軟らかいパター、情報がほしいなら硬いパター

ここで鹿又さんが打感を知る重要性を解説。

「一般的に言うと、高い音・低い音とかあります。弾く感じだと高い音で、ボールが飛び出していく感じになりやすい。打感も硬めのほうが、初速が出る感じになりやすい。それが、情報として自分に気持ちいいと思うか思わないか。同様に、軟らかいものは吸収しちゃうから、インパクトの情報が自分に来ない。それがいいと思うのか、距離感がつかみにくいか」

そこで、パターの打感を元に、距離感が合いやすかったかどうかを確認してみることに。

すると華丸さん「距離によるんですよ。短い距離のときは打ち過ぎちゃうのが嫌だから吸収してほしい。だから、短いときは人(TRI-BEAM)、長いときはAI(Ai-ONE)」との答え。

鹿又さん「それはどちらを重視するかじゃないですか? 長い距離で距離感を合わせたいなら硬いほうが良くなるし、短い距離をしっかり打ちたいのなら軟らかいほうがいい」と投げかけると、華丸さん「軟らかいのを使ってみたい」とのこと。

これを受けて、打感が軟らかかったTRI-BEAMを使って、長い距離でも距離感がつかめるかチェックしてみることになりました。

15ヤードのロングパットを3球打ってみると、意外と1球目から距離感が合います。思わず「これいいね」と華丸さん。

鹿又さんは「しっかり打ちたい人は軟らかいほうが好まれるし、情報がほしい人はソリッドな打感のほうがいい」とまとめました。

ここで、華丸さんのパッティングは本当に真っすぐ転がっているのか、ハイスピードカメラで検証しました。

自身のマスダパター、Ai-ONE、TRI-BEAMで打ち、その映像をハイスピードカメラでチェックしてみるといずれもきれいな順回転で転がっていました。

中でも一番のお気に入りだったTRI-BEAMでは、スキップ後に順回転に移行するのが早く、とてもきれいな転がりをしていました。

これは近々ご購入かも?

今年もやってきました鹿又大試打会リポート2023!

過去最大の37社が集まったという、鹿又さんが主催する「ゴルフショップマジック大試打会」。

ここでは、そんな多くの参加社の中から気になるメーカーの新作ギアをチェックしていきますよ!

2024年2月発売予定のフェアウェイウッドが早くもお披露目!/ムジーク

ドライバーの打感やフィーリングの評判が良く、そのフィードバックを活かして作られたというのが、来年2月に発売を予定している「BLACK XSPIRE フェアウェイウッド」。

QPさんも「今年(2023年)打ったすべてのドライバーで、一番ボールスピードが出たのがこの『BLACK XSPIRE』のドライバーだった」と言い、その飛距離性能を受け継いでいるだけでなく、球が上がりやすくてやさしいフェアウェイウッドだそうだ。

国民的人気ブランドの最新モデルも早速登場!/ダンロップ

ダンロップからは、先日発表されたばかりの国民的人気のモデル「ゼクシオ 13」「ゼクシオ X」がお目見え。

「今回のゼクシオは、芯を広げて、振ったときにより芯に当たりやすくしている」と担当者も熱弁。

「本当ですかー?」と疑うQPさんに、「Activ Wing」という、ダウンスイング前半の空力をコントロールしてヘッド挙動を安定させるテクノロジーを紹介。

いぶかしがるQPさん、素振りをすると「ヘッドの通り方が違う」と驚き、1球打ってみると「当たるよ芯に!」と納得の様子でした。

数量限定のイカしたカラーのシャフト/ANKAA

超効率的スイングを生み出し、最大飛距離へ導くという触れ込みのシャフト、ANKAA(アンカー)。

これまでは50グラム台、60グラム台というラインアップでしたが、数量限定カラーのピンクとともに40グラム台が新た加わりました。

40グラム台を試打したQPさん、「40グラムという頼りなさは一切ない」と言い、鹿又さんも「軽く打っても、(他のシャフトで)一生懸命打っているのと変わらない」と、その実力に驚いていました。

カスタマイズ幅の広い2種類のドライバーヘッド/ロッディオ

2種類の新しいドライバーヘッドを紹介してくれたのが、ロッディオ。

「M-Tuning」はフルチタン、「F-Tuning」はカーボンヘッドとのこと。

F-Tuningはヘッド重量が190グラムくらいと軽めで、チューニングの幅が広くなっています。

また、ロッディオのドライバーと言えば、ハッチ(ソールプレート)やウェイトスクリュー、スリーブの色も自由に選ぶことができるので、シャフトやグリップと合わせてカラーコーディネートを楽しむこともできます。

そこで、鹿又さんが30グラム台のシャフトが装着されたF-Tuningを試打。

「切り返したときに(シャフトが)勝手にしなって当たる。それなのに(ボールが)吹いていかない」と、そのシャフト、ヘッド性能に感動。しかも、軽く振ってボールスピードは65メートル/秒(m/s)を記録しました。

「可能性を感じる」と満足気でした。

アイアンシャフトの“番手ずらし”って?/日本シャフト

日本シャフトブースでは、“番手ずらし”が話題に。

7番アイアンのヘッドに8番用や6番用を挿し、前後も同様に一つずつずらして装着するのがいわゆる“番手ずらし”と呼ばれるチューニング方法。

上級者の間では一般的だが、知らないゴルファーも多いカスタム方法ですが、なかなか実際に試すことができないのが実情。

しかし、日本シャフトのブースでは、そんな“番手ずらし”で組まれたアイアンが大量に用意されていました。

「Sだとちょっと硬いんだけど、Rだと物足りない……」なんて思ったことがある人は、ぜひ次回の大試打会で日本シャフトのブースに来て体験してみてください!

世界9位タイのドラコンプロがお出迎え/JBEAM

JBEAMのブースでは、過去『ギア猿』にも何度か登場したことのある山崎泰宏ドラコンプロが登場。先日行われた世界大会では9位タイだったそうです。

そんな山崎プロの飛ばしのノウハウが注入されているのが「レイザム」ドライバー。

「とにかく球が上がりやすくてやさしい」ドライバーだと言い、併せて装着されるシャフト「ZY-SNAKE」は「高打ち出し・ロースピンが打てるシャフト」となっているという。

実際に山崎プロに打ってもらうと、簡単に初速77m/sをマーク! しかも「いきなりだったんで3割くらい」というスイングでこの数字だから驚きです。

そこで今度は「5割くらいでお願いします」と頼むと初速83m/s!

ここで、元ドラコン選手というQPさんと山崎プロの対決が急きょ実現! QPさんはドライバー、山崎プロは4番アイアンで勝負します。

「うぉりゃー」と乾坤一擲の一発を放ったQPさん、飛距離266ヤード、ボール初速72m/sと好記録!

「距離は勝てないけどボールスピードは勝ちたい」と山崎プロ、飛距離は247ヤードだったものの初速は見事73m/sを記録!

クラブのハンデもあり、なんとかQPさんが勝利しました!

パターコーナーで発見! お高いんでしょう?/マジェスティゴルフ

2階にはパターコーナーもあり、マジェスティゴルフが出展。

ダマスカス鋼でできたパター「SEYSHELL」を見つけ、試打。

「この澄んだ打感は高いでしょう。20万くらい?」というQPさんでしたが、正解はなんと66万!

ダマスカス鋼自体が希少な素材のためこの値段になっているそうですが、普通の材料と比べて非常に硬い材料のため、加工も大変だとのこと。

一度はコースで使ってみたい!?

アメリカで人気! 新興ゴルフシューズブランド/PAYNTR X

今アメリカで大人気の、2年前に誕生したばかりのゴルフシューズブランド「PAYNTR X(ペインターエックス)」。

その特徴は、「ゴルファーにとっての快適性にフォーカスして作っています。ソール部分にカーボンプレートを入れ、地面反力を利用したスイングができる」(原田貴史さん/朝日ゴルフ)という。

創業者のマイク・フォージーは、大手ブランドでシューズの責任者を務め、タイガー・ウッズのシューズも担当した人物とのこと。

「軽い」「やわらかい」「かかとが浅いけどカポカポしない」のが特徴です。

プロ野球選手の7割が使っているベルトがゴルフに進出!/コアエナジーGOLF

多くのプロ野球選手を愛用者に持つというベルト型サポーター「コアエナジー」のゴルフ用として11月に発売されたのが「コアエナジーGOLF」。

その特徴は、ストレッチ性のあるサポーター素材を使用することで、体幹(コア)へ直接アプローチし、身体本来のパフォーマンスを引き出すと言います。

その適度な締め付け感に、華丸さん、QPさんも「これはいい!」と絶賛でした。

地面反力が使えるパンツ!?/デリットテック

ボクサーパンツのような履き心地ながら、骨盤を安定させて姿勢を真っすぐにするという低圧スパッツ「デリットテック」。

過度に締め付けずに姿勢を真っすぐにすることで、地面反力など真下に使える力が増えるので、ゴルフのように骨盤を使うスポーツや、腰痛・ひざ痛の人にいいという商品だそう。

元々は男性機能回復のために開発されたのが、スポーツ選手が装着すると良かったというところから広がっていったそうです。

強パワーで短時間でも効果を発揮するマッサージガン/Hypervolt 2 Pro

プロの選手も使用するマッサージガン「Hypervolt 2 Pro」。

可動部のストロークが14ミリと長く、パワーが強いため、筋肉の奥まで作用し、試合前や試合後のリカバリーが短時間で行えるといいます。

可動部に装着するアタッチメントも豊富で、肩や腰、ふくらはぎや内ももなど、幅広い場所に使用できます。

華丸さんは今年の放送内容を覚えているのか?

年末恒例、大反省会です。

今年も、華丸さんが今年の放送内容を覚えているか、振り返りクイズを行いました。

皆さんもぜひ一緒に考えてみてください!

(解答は段落最後に)

第1問:1月放送「凡ミス撲滅委員会」から。ティーショットで引っ掛けのミスをした華丸さん、ボールはドライバーのフェースのどの部分に当たって引っ掛けたのでしょうか?

第2問:4月放送「外ブラドライバーをサルベージ!」の回から。コブラのドライバー「AERO JET」シリーズの3機種をつかまる順に並び替えてください。

第3問:7月放送「夏の実力診断テスト」から。ピンまで150ヤード、つま先下がり、やや深いラフからのショットで華丸さんは「7番アイアンで低いボール、花道を転がすくらいで」という狙いで見事ナイスオン! しかし鹿又さんの採点は10段階評価で「3」。クラブ選びの減点ポイントは?

続いて、ギア猿的ニュースで2023年を振り返りました。

鹿又さんは「トーナメント会場でLPGA関係者に『ギア猿いつも見てるよ』と言ってもらえた」。

QPさんは「ティーチングプロ選手権で46位タイに。来年はNEWギアでシニアツアー出場を」。

華丸さんは「チーム対抗戦に大物ゲストが名乗りを上げる?」。

皆さんの2023年はどんな年だったのでしょうか。1年を振り返りつつ、ぜひ今年最後の『ギア猿』を楽しんでくださいね!

(クイズの解答)

第1問:フェースのトウ部分

第2問:つかまる順にAEROJET MAX→AERO JET→AERO JET LS

第3問:「引っ掛けのリスクが高い」「ライを確認していない」「フライヤーを意識していない」の3点

今月の放送予定は以下の公式サイトでご確認ください!