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Gridge編集部

ピンから進化した“王者のアイアン”と“飛び系ブレードアイアン”の2機種が登場!

ごきげんよう、Gridge編集部のヒッティです。

7月某日、都内某所でPING(ピン)ゴルフの新製品発表会が行われました!

「おかげさまで売上も絶好調です」と謙虚ながらも力強く語ったのはピンゴルフジャパン岡田副社長。

そんなバカ売れしているシリーズを超えるというアイアン「i210」と新ジャンル“飛び系ブレード”というコピーを引っさげて「i500」の登場です。

契約プロの試打の模様もお伝えします。

【i210】王道のアイアン。ポイントは「打感」

前モデルの【i200】から進化したのが今回の【i210】。

2017年〜2018年7月現在までに、i200アイアンを使用して優勝した国内男女ツアータイトルは、実に13勝を数えます。

そのピンの国内実績を牽引するのが、昨年の賞金女王にして今季すでに4勝を挙げている鈴木愛プロ。

彼女のi210インプレッションは「弾道が強すぎることなく高さが出てくれる。ドロー・フェードなど適度にコントロールしやすい」という、操作性の高さ。

実はバックフェースに採用しているエラストマーCTPという素材を従来よりさらに柔らかくし、インパクト時の振動を極限まで抑えているため、打感がより柔らかくなっています。

さらにフェースのたわみも大きくなり、初速が上がることで飛距離性能も向上。

プレゼンの中で鈴木愛プロと比嘉真美子プロの計測値が出ていましたが、ショートアイアンで約2ヤード、ロングアイアンで約4ヤードの飛距離アップをしていました。

【i500】“飛び系ブレード”という新ジャンル

ピンがアイアンの新ジャンルと豪語するのはこちら、i500。

このスッキリとした見た目、くぼんでいないバックフェース……。

「マッスルバックだし、どうせ上級者向けなんでしょ」と思ったあなた、ちょっと待ってください!

実はこの美しいアイアンは、ピン独自の中空構造になっているのです。

コンパクトなブレード形状なのに、フェース周辺部を極限まで薄く設計しているので、インパクトでフェースがたわんで最大初速を生み出してくれます。

距離・高さ・寛容性の三点を兼ね備えたピンの自信作です。

【GLIDE(グライド)フォージドウェッジ】

こちらはツアープロ達からの要望で開発されたという、操作性の高いウェッジ。

今までにないカッコいい見た目の特徴は以下の通り。

・丸い形状のリーディングエッジ
・少ないバウンス
・抜けの良いソール幅
・ソールのトウ側にタングステンウェイトを搭載

→コンパクトなヘッド形状でも安定したショットが可能に!

実際にトーナメントで使用した永野竜太郎プロによると、「前作はソールを削って好みの幅に変えていたが、今回のGLIDEはどんなライでもラフでも振り抜きやすく、万能なウェッジだと思いました」と紹介してくれました。

なお、こちらはオプションでカスタマイズでき、バックフェースデザインを選べたり好きな文字を刻印できたりと、自分だけの1本が作れるのも魅力です。

【VAULT 2.0】と【PLD 3】パター

鈴木愛プロが早速手にし、すでに2勝を挙げているという、VAULT(ボルト)2.0の「PIPER(パイパー)C」モデルが日本限定で登場します。

マレット型のセンターシャフトで、フェースバランス。

ソール部分の重りも変えられ、見た目はプラチナム、ステルス、カッパー仕上げの3種類から選べます。

ストレートネックのセンターシャフト、編集部のヒッティは個人的には好きで、発売が待ち遠しいです。

同時に高慣性モデルの「CRAZ-E(クレイジー)H」と「KETSCH(ケッチ)」も追加されます。

また、ピン社のパターラボから生まれた「PLD 3」(PLDは「パターラボデザイン」の略)も数量限定で発売されます。

契約プロの試打の模様をちょっとだけご紹介!

動画は額賀辰徳プロの1打!

i500の5番アイアンで、なんと軽々と225ヤードを飛ばしていました!

しっかり高さも出ているので、グリーンでも止まってくれそうですね。

新商品発表会に参加した5人の男子契約プロ達。

写真は左から、大槻智春プロ、黄重坤(ハン・ジュンゴン)プロ、永野竜太郎プロ、宋永漢(ソン・ヨンハン)プロ、額賀辰徳プロ。

どのプロもピンのアイアンを構えたときの安定感・安心感を、口を揃えて言っていました。

今季はここまで女子のほうが目立っているような印象ですが、後半戦の男子プロ5人の活躍に期待ですね!