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Gridge編集部

【MSD42外伝】新入りゴルファーや休眠復活ゴルファーの強い味方!マルマン シャトルでゴルフが簡単になった!

コロナ禍の影響を受けて、多くの新規ゴルファーが増えているという報道をいろいろなところで見ます。

と同時に、子育てがひと段落したり、経済的な余裕が生まれたりなどの理由で休眠ゴルファーの復活も増えているそうです。

そんな人たちにぜひおすすめしたいクラブが登場しました。マジェスティ ゴルフのマルマン シャトルです。

試打ラウンドをする機会に恵まれましたので、レポートしたいと思います。

マルマン? マジェスティ?

ところで、休眠から復活したゴルファーには「マジェスティ ゴルフ」の「マルマン シャトル」という響き、違和感を覚えると思います。

「禁煙パイポ」やサプリなどの製品で有名なマルマン(現在はマルマンH&B)という会社があるのですが、以前はそのゴルフ部門から「マジェスティ」というシリーズや「シャトル」というシリーズが販売されていました。

つまり、「マルマンのマジェスティ」や「マルマンのシャトル」だったわけです。

しかし、2018年に事業再編が発表され、そのゴルフ部門がマジェスティ ゴルフとして分社化された結果、「マジェスティゴルフの マジェスティ」と「マジェスティ ゴルフのマルマン シャトル」となったわけです。

マジェスティは、高級クラブの代名詞的な存在ですが、マルマン シャトルは、“元祖お助けクラブ”とも呼べるシリーズで、今回の新作もその名に違わぬ作りになっています。

ドライバーは短いから当たりやすい! 当たりやすいから飛ぶ!

一貫してやさしいクラブを作り続けてきたマルマン シャトルシリーズですが、今回掲げたキャッチフレーズは“フェアウェイウッド中心主義”。

球が上がりやすくミスに強いフェアウェイウッドのラインアップを充実させることで、ゴルフを簡単にしようという狙いです。

……なのですが、こういったレビューの慣例にならい(?)、まずはドライバーからご紹介します。

そのドライバー、構えた瞬間「短っ!」と思いました。

それもそのはず、長さは44.5インチ。しかもこの数字、詳細は割愛しますが従来と計測基準を変更しており、従来基準の計測方法だと44インチになります。

現在市販されているドライバーの長さは、そのほとんどが45インチ~46インチです。単純に半インチ~1インチ以上短いことになります。

実際に打ってみるとわかりますが、短いドライバーは芯に当たりやすいですし、芯を外しても大きく外すということはほとんどありません。

私がこの日使用したドライバーは、ハーフラウンドでしたがほとんどのホールでフェアウェイか、フェアウェイを外しても1メートル以内くらいに収まりました。

しかも、会心の一発は、私が普段使用している45.25インチのドライバーとそん色のない飛距離でした。

ドライバーが大きく曲がってスコアを崩すことが多い初心者ゴルファーには、なんとも心強い武器になるはずです。

充実のフェアウェイウッドのラインアップ

そして今作のメインとなるのが、フェアウェイウッドです。

そのラインアップ、なんと、W2、W3、W5、W7、W9、W11、W13の7種類。

ロフトで言うと、13度のW2から33度のW13まで。アイアンで言うところの8番までカバーしているので、フルにバッグに入れた場合、アイアンは9番からというセッティングも可能となります。

アイアンが苦手だったり、球が上がりにくいという悩みを持つ人には最適です。

W2。通常13度のフェアウェイウッドなんて、相当ヘッドスピードが速くないと球が上がりません。

この13度、ドライバー同様若干短くて当てやすいのですが、普通フェアウェイウッドは短くなるほど球が上がりにくくなるものです。

しかし、ティーアップはもちろん、地面の上からでもしっかりと球が上がってくれました。それほど速くない私のヘッドスピード(ドライバー換算で42メートル/秒前後)でも中弾道のスピンの少ない球が打て、ラン込みで220ヤードくらい飛びました。これはティーショットでも長いパー5の2打目でも重宝しそうな予感がします。

そして、マルマン シャトルならではと言えるのが、ショートウッド。

実際にW13を打ってみると、簡単に超高弾道ショットが打て、グリーンでもビタっと止めることができました。

最近の飛び系のアイアンだと、ストロングロフトで意外と球が上がりにくかったり、スピンが入らずにランが想像以上に出てしまったりしますが、そういった心配は皆無です。

「これはズルい」と思いました。

サンドウェッジのソール形状がいい!

最後にアイアン。

やや大きめのヘッドサイズですが見た目はシュッとしていて、中空構造になっています。

ロフト設定は7番で30度、ピッチングウェッジで44度と極端なストロングロフトになっておらず、使い勝手が良さそうです。

そして私が感心したのが、実はサンドウェッジ。

アイアンすべてに共通しているのですが、ソール中央部が少しくぼんだ「デュアルバンス設計」というものになっています。

この設計により抜けが良くなってダフリを軽減するとカタログには記載されています。

その設計のおかげかどうかはわかりませんが、なんとこの日、サンドセーブを2回記録。

フェースも開きやすく、バウンスも跳ねずによく滑り、とても使いやすいサンドウェッジだと思いました。

実はこの日のラウンド、打ち直しなどもせず、パッティングも普通に行ってハーフで39! マイクラブでのラウンドよりいいスコアが出てしまい、少々複雑な気分で試打ラウンドを終えました。

やはり、やさしさを追求して作られているクラブは、ストレスなく使うことができて、初心者だけでなく多くの人に福音をもたらす可能性があるのだなと再認識した次第です。

新しくなったマルマン シャトル、初心者はもちろん、休眠から復活したゴルファーが、楽しくゴルフをするのにうってつけのクラブだと思いました。

ぜひお試しください。

Buy 1, get 1 Free! デビューコンボキャンペーン実施中!

マジェスティ ゴルフでは、マルマン シャトルの発売を記念して、2022年12月31日(土)まで、デビューコンボキャンペーンを実施するとのこと。

内容は、マルマン シャトルのドライバーまたはフェアウェイウッドを1本購入し、WEB登録&申し込みによりフェアウェイウッドもしくはアイアン1本を送るというもの。

数量限定なので、この機会にフェアウェイウッドを充実させたい人はぜひ活用してください!