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ツアー史上最も幸運なショット?!ポールターのラッキーバウンド?!

昨年のライダー・カップでは、チーム・ヨーロッパの勝利に大きく貢献したイアン・ポールター。

チームでもっとも感情表現を抑えられなかった選手の一人です。

42歳ですが、すでに大御所の風格をまとっていて、彼と同じ組のプレーヤーはちょっと緊張してしまいそうですが、実はとってもジョークが好きなナイスガイなのです。

そして、トレードマークのサンバイザーとサングラス、そしてシックなゴルフウェアの着こなしなど、彼のおしゃれなファッションも多くのファンを獲得している要因なのです。

ポールターのプレースタイル

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ポールターの持ち味は、なんといってもショットの精度とグリーン周りの小技です。

185センチの大きな身体からは想像できない繊細なタッチでデッドにカップを狙っていきます。

また、欧州ツアーの12勝のうち2勝がマッチプレーという、1対1の戦いに強いゴルファーというのも特徴的です。

同伴競技者に無言の圧力が掛かるのかもしれませんね。

さて、今回ご紹介するのはそんなポールターが2018年の全英オープン初日、最終ホールで放ったミラクルショットをご紹介いたします!

ティーショットを生い茂る長いラフに打ち込んでしまいピンチを迎えました。

グリーン手前にはクリークがあり、ミスショットは2日目以降の運命を大きく変えかねません。

安全策でフェアウェイにレイアップするという作戦もありましたが、ポールターは果敢にグリーンを狙います!

まずは実際の映像をご覧ください!

いかがでしたでしょうか?

ラフに邪魔をされてポールターの放ったショットはクリーク手前でワンバウンドして、見事にクリークを飛び越えました!

しかし、一難去ってまた一難!

クリークを越えたボールは今度は深いバンカーに吸い込まれます!

この時、スロー再生を見ながらアナウンサーがこんな解説もしていました。

「ここでスキップ(してクリークを越えて)して、ここでジャンプ(バンカーの淵から飛び出した)です! まるで、新しいオリンピック競技のようです!」

ショットの後に移ったポールターの苦笑いが印象的です。

まとめ

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1日目の最終ホールでラッキーバウンドに救われたものの、2日目に「83」と大叩きをしてしまい、ポールターの2018年の全英オープンは予選落ちとなってしまいました。

しかし、普段は強面でポーカーフェイスで、時折見せる笑顔が素敵なイアン・ポールターのファンはますます増えていくことでしょう!