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しだしんご

パー5のセカンドで「飛ばすだけ損」な場合があるってホント?

こんにちは♪

早速ですが、パー5のセカンドショットは「刻む派」ですか? それとも「できるだけ飛ばす派」ですか?

「できるだけ飛ばす派」の方は、この記事を読んでいただいて、飛ばさないほうがいい場合もあるということを知っていただけたらと思います!

ティーショットは成功! 残りは250ヤードです。

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パー5にやってきたあなたは、会心の当たりでフェアウェイをとらえました。グリーンまで、残りは250ヤードです。

ここであなたは200ヤード飛ばせるフェアウェイウッドを取り出しました。

フェアウェイウッドは普段から練習しているものの、自信は半々。

しかし、200ヤードのショットを成功させれば、残り50ヤードとグリーンにかなり近づきます。

あなたは迷うことなくフェアウェイウッドを構えようとしています。

では、ここであなたに重要な質問です。

「残り50ヤードは得意なショットですか?」

50ヤードはプロでも嫌がる難しいショット

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ゴルフでは、グリーンに一歩でも近づけば「有利」に感じてしまいますが、実際問題そうとは限りません。

50ヤードとか60ヤードといった、特に80ヤード未満のショットは、実はプロでも避けるほど難しいショットなんです。

理由の1つは「フルショットができない」ということです。

フルショットができないので、振り幅やロフト角、スイングスピードを調整したり、インパクトに強弱をつけるなどして、距離を調節する必要性が出てきます。

また、スピン量の計算もしなければならないなど、中途半端な距離ほど、余計なことを考えなくてはならなくなります。

それならば、プロは毎回距離もスピン量も安定するフルショットが打てる距離を残したがるのです。

アマチュアゴルファーの場合、このような中途半端な距離でよくやってしまうのが、スイングの緩みです。

飛び過ぎを警戒して緩んでしまい、ショートしたり、ダフリ・トップを誘発してしまいます。

アマチュアゴルファーにとっても、成功させるのが非常に難しい距離なんです。

得意な距離が残るように刻む選択肢も頭に入れておきましょう

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成功確率50パーセントのフェアウィウッドで2打目を打ち、さらに3打目で成功確率の低い50ヤードを打つというのは、よくよく考えると難しいことばかりやっている気がしませんか?

「グリーンに近ければ近いほど有利」と考えた策が、実は有利どころか「損」をしているわけです。

だったら、2打目でアイアンで150ヤード飛ばし、3打目で100ヤードのフルショットを打つほうが、何倍も簡単です。

3打目でどれだけの距離を残すかは、ご自身の得意なクラブ・距離をしっかり把握して判断するようにしましょう。

飛ばしても、それが必ずやスコアがよくなるとは限りません!

「飛ばさずにスコアメイクする」という方法も頭に入れて、ゴルフを楽しんでみてくださいね♪