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PAR RUSH 01

同伴者のゴルフの「流れ」を感じた!〜いつも80台を目指す“ラウンド日記”第57回

大叩きがなければ僅差の戦いとなるラウンドで、同伴者のゴルフの流れが見えて、改めて「ゴルフの怖さ」を感じたラウンドの報告です!

今回は、ゴルフとはなんとシビアなゲームか、たった1打のミスが始まりとなって、谷底に落ちるように崩れる、その「流れ」を冷静に見ることができた、そんなラウンドの記録です。

今日は、ある程度の腕自慢が集まってのラウンド!

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私のホームコースを紹介するために設定したラウンドでした。

今日の組合わせは、年齢では、私よりも10歳ほど若いC君、少し年下のA君とB君の4人でした。

腕前は、飛ばすA君が上手で85前後、B君とC君がほぼ同じくらいのレベルで、90ぐらいの腕前でした。

このコースは、A君は経験がありますが、B君とC君は初めてでした。

距離は短いですが、グリーンが小さくグリーン周りも難しいので、距離を欲張らず、ピンポイントへボールを運んでくださいとアドバイスして、スタートしました!

前半は、少し叩く場面もあったが、緊張感あるラウンドで、白熱した戦いを展開!

前半は、A君が快調にラウンドしていました。

ドライバーの調子はイマイチでしたが、その他のショットは好調で、5ホールを1オーバーで通過し、7番まで2オーバーで来ました。

また、B君も「あれ、こんなに上手かったかなぁ」と、いうくらい堅実にボギーを重ね、途中でパーも取り、7番を終わって6オーバーでした。

一方、C君はスタートから少し苦労しましたが、ハンディキャップ(HD)1のロングホール(パー5)でパーを取って、6番はダボ(ダブルボギー)にしましたが、復調してきました。

私は、なかなか寄せワンでパーが取れず、3パットのボギーもあり、7番では右へ1ペナ(ペナルティ)でトリプルボギーと苦戦していました。

「流れ」が変わる潮目を感じた前半の最終9番ホール!

9番を迎えた時点で、A君は3オーバー、B君は7オーバー、C君は11オーバー、私は9オーバーでした。

9番ロングは、B君と私はパーでしたが、A君は2オンできるフェアウェイから、2打目を力んでダフってボギーとなりました。

これは、前半で「あれ?」というミスで、この1打からA君の歯車が少し狂い出しました。

一方、C君はティーショットを右へ曲げて、結果的にダボとなりました。

後半は、スルーでスタートしました。前半を1時間50分で上がりましたので、ショットの好調さを物語っていました。

後半のスタートホールから、全員ショットが散らばり始めました。A君はボギー、B君もボギー、C君と私がダボスタートになりました。

「流れ」を決定付けた後半の2番ホール!

「流れ」が変わったのは、2番ロングです。

B君のティーショットは右へスライスしました。なくなるような球ではありませんでしたが、結果はロスト、4打目は右へOB、6打目は左の斜面で、このホールは10となりました。

また、A君は3打目がバンカーで、スタンスが取れずにホームランでやっとボギー、C君はダボ、私はボギーでした。

後半の「流れ」はここで決まった、HD1のミドルホール!

私も相変わらずチグハグなゴルフを展開して、バーディーも取るが、トリプルもあるという内容でした。

4番を終わって、A君が3オーバー、B君はミスが続き10オーバー、C君は7オーバー、私は5オーバーでした。

5番HD1のミドルホール(パー4)で、A君はティーショットを左に引っかけて、幸い木に当たって出て来ましたが、2打目をまた引っかけて林の中に行き、このホールでダボとなりました。

B君はティーショットを大きく右へ曲げて、隣のフェアウェイからグリーン側のバンカーの縁まで来ましたが、ここでザックリをしてダボとなり、C君もやっとのボギーでした。

私は2オンに成功して、パーを拾いました!

その後、A君はショートでダボ、ミドルでボギーを叩き、B君はダボ地獄にはまっていました。

一方、C君は復調の兆しが見えました!

私は安定したゴルフが戻って来ました!

最終ホールも、四者四様のプレーを展開!

最終9番を迎えた時点で、A君は8オーバー、B君は17オーバー、C君は9オーバー、私は6オーバーでした。

このロングホールで、A君のティーショットは今日イチの会心の当たりで、楽々パーを取りました。

一方、B君は、最後までショットの歯車が戻らず、ティーショットを引っかけて、結局ダボに終わりました。

C君は、グリーン手前からアプローチをオーバー、返しもグリーンオーバーで、結局このホールは10の大叩きとなりました。

私は、ティーショットをミスしましたが、何とかボギーで上がりました。

アウト後の一言「ここは手前からですね!」が物語る、悔しさいっぱいのラウンド!

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最終的には、A君84、B君99、C君99、私は88でした。

最終ホールをホールアウトした時、B君が「このコースは手前からですね!」と呟きました。

グリーンの傾斜が、半端でなくきついことを実感した言葉でした。

A君も後半は悔しかったでしょう、B君、C君はさらに悔しさ倍増だったに違いありません!

また、リベンジを誓い、ラウンドを終わりました。

「ゴルフは怖い! 1打からガラッと変わってしまう!」そんなことを実感したラウンドでした。