100点ばかりを求めない！「まあまあ」ショットの積み重ねがベストスコアへ導く！

こんにちは♪

ゴルフで70台や80台と聞くと、いつも100を叩いてしまう人からすると、飛んで曲がらないドライバーショットや、空気を切り裂くようなアイアン、完璧なアプローチ……。

こういうナイスショットばかりだと想像してしまう方も少なくないのでは。

しかし実際は、そんな100点満点のショットはほとんどなく、60点や70点くらいの「まあまあのショット」の積み重ねであることが多いです。

練習場でつかんだ人生最高のショット！　果たしてラウンドでの結果は……？

あるラウンド前日の練習場で、コツをつかんだ末に出た会心のショット。

憧れのプロゴルファーのような美しい弾道に「これだ！！」と、意気揚々とラウンドへ。

しかし、その100点満点のベストショットを打ちたいという目的に終始した結果、肝心のマネジメントがまったくおろそかになってしまい、スコアは散々なものに……。

100点満点のショットを追い求めてはいけない

100点満点のショットばかりを追い求めてスコアが伸び悩んでいるゴルファーの多くは、ゴルフのスコアメイクを、ナイスショットの積み重ねによる「加点方式」だと考えています。

しかし、ゴルフはいかにミスをしないショットを行っていくかの「減点方式」で考えていく必要のあるスポーツです。

確かに前者は攻撃的で、華麗です。しかし、100点満点を狙ったショットが70点や80点だった場合、本来は及第点であるにも関わらず、本人にとっては「不合格」です。

こうなると、本人の意識はスイングや弾道のことばかりになってしまい、「コースを攻略する」というゴルフ本来の目的が度外視されてしまいます。

これでは満足なスコアは望めません。

「まあまあの60～70点ショット」を積み重ねる

ゴルフでパーを取るために必要なことは、「ティーショットでフェアウェイにボールを置き、セカンドショットでグリーンに乗せ（近づけ）、そこから何とか2打で上がること」です。

この単純な積み重ねが「パー72」に近付きます。

そして、「減点方式」によって、ミスした数だけ1打、2打とスコアが増えていきます。

減点をされないために、100点満点のショットなど必要ありません。

ティーショットで「まあまあ」の当たりでフェアウェイにあれば合格（ラフでも、次打が打てる場所なら合格）、セカンドショットで「まあまあ」の距離感でグリーン近くに行けば合格。

バンカーや池、OBにさえはまらなければ、すべてオッケーです。

多少トップしても大丈夫と、ミスの許容範囲を広く設定しておくことです。

こうすることで、ゴルフの最も大切で楽しい「コース攻略」を経験することができます。

少し肩の力を抜いて、コース攻略を楽しむ。減点されなければ大丈夫！

こんな気持ちでゴルフを楽しむと、大きな「スコアの壁」も簡単にブチ破れるようになりますよ♪