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初心者

MASAMI

紳士淑女にお礼はつきもの!?お礼で人間関係を円滑に!

「ゴルフは「紳士淑女」のスポーツです」とはよく言ったもので・・・。

紳士淑女とは、辞書でひくと「上品で礼儀正しい男女」という意味です。

ゴルフ人口が減り、パブリックなゴルフ場も増え、紳士淑女などという前に『楽しくゴルフができればよいのではないか!?』という考えももちろんありですが、お金もかかるし一人でできないちょっと敷居の高いスポーツですから、ある程度の礼儀は持っていたいと思うわけです。

今回は「お礼」について・・・。

礼儀正しい振る舞いに挨拶や言葉使いはもちろんですが、今回はその礼儀の中に「お礼」というものがあると思う個人的主観です。

ゴルフをするにはお礼をする機会って意外とあるんです。

きちんとお礼をすることで、紳士淑女とみなされる振る舞いを見直してみたいと思います。

車を出してもらった時の御礼

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ゴルフ場に行く時、車を出してもらうこと、意外と多いですよね。

「ありがとうございます」の言葉はもちろんですが、キチンと『お礼』してますか?

私の女性の友人で、都内に在住しているからこそ、いつも車を出している仲良しがいます。

彼女はいつも“交通費を同乗者に請求しません”。

一見、『太っ腹なカッコいい女性!!』ですが、この前一緒に飲みに行ったとき、想いの丈が出てしまいました。

1.「乗せてもらって当たり前っていうあの感じなんだろう!?」

2.「コーヒーのヒトツでも用意してあればまだよしとしても、遅れてきて乗るなり『コンビニ寄ってください!』ってハイヤーじゃないのにな!」

※ハイヤーならそれなりのお金がかかるはず・・・。

3.「交通費はいくら? なんて聞かれて言えないし、ポチ袋に気持ちのお金入れておくくらいの器量はないのだろうか!?」

彼女は決して『私お金に余裕があるから、交通費いらないよ』ではなく、自分から交通費を請求するのは品がないと思っているだけなのです。

ゴルフ仲間の対等な立場では、交通費を請求されなくても気持ちとして2000~3000円のポチ袋を用意しておくのは常識!

相手が請求してこなければ「足りないかもしれませんが・・・」と言って差し出せば気持ちよく受け取れるというもの。

それでも、いらないという方には、次回の機会があったときに、「いつもお世話になっています」と、何か簡単なお礼を用意しましょう。

車に乗車する時に、運転手さんがコーヒーやお茶、栄養ドリンクの1本でも用意されるのは気持ちのいいもの。

運転してくれている方に、感謝と礼儀を忘れずにしましょう。

名門コースに招待してくれた方へのお礼

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ゴルフ場の中には、なかなか予約できない名門コースを予約し招待してくださったり、会員の方に一緒にラウンドしてもらうことでラウンドが優待料金でプレイできることがあります。

ラッキーで終わらせず、キチンとお礼をしていきましょう。

憚(はばか)られない気持ち程度の簡単な菓子折りやお土産、あってもいいと思いませんか?

「またお誘いください」「またの機会があればよろしくお願いします」と一言添えてキチンとお礼をすれば、「常識のない人!」というレッテルを貼られることもありませんし、何もしない人に比べて一目置かれるのは当然です。

1000円や2000円の優待ならお礼の言葉だけでも構わないと思いますが、8000円以上の優待を受けられたときにはお礼してもいいと思います。

<余談>キャディさんへの御礼

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ココからは余談ですが、キャディ付でのラウンドで、キャディさんへのお礼していますか?

売店でドリンクを買ってあげたりということもあるかと思いますが、私は「ポチ袋」を用意していて、「グリーンのラインしっかり教えてくださいね」とヒトコト伝えます。

キャディフィーもかかっていますから、ここはヒトそれぞれですが、会員制の名門ゴルフ場に行ったときには、招待してくださった会員さんに確認しましょう。

昨日のラウンドで、30年以上キャディを務める昔ながらのベテランさんについていただきました。

昔のお客様は優しかったけれど、最近のお客様は横柄だと・・・。

キャディさんはプレイのお手伝いをしてくださる存在ではありますが、執事ではありません。

キャディさん含めパーティ皆で1日楽しいゴルフをしていきましょう。