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パターイップスは治せるの?パターイップスの簡単克服法

パターイップスは多くのゴルファーに共通する悩みのひとつではないでしょうか。

絶対入るはずの距離のパットが入らない。ストロークをする前から手が震えだすこともあります。

トッププロでもかかることがあると言われる、パターイップス。アマチュアだからできる簡単な克服法を紹介します。

パターイップスは考えすぎるから発生する

克服法の前になぜパターイップスが発生するかについて理解しましょう。

パターイップスを起こす人のほとんどが、パッティングの最中に必要ないことを考えすぎています。

ラインが合っているのか、強さはこれでいいのか、考えすぎて思いが定まらないうちにパッティングしてしまうのです。

ゴルフを始めたばかりのひとはパターイップスにはかかりません。何も考えずにボールとカップのことしか考えないからです。

パターイップスを治すにはいかにしてこの「考えすぎない」状態を作ることがポイントになります。

リラックスできるツボを押すパターイップス克服法

イップスになるのは過度の緊張状態になってしまうためです。

いかにしてリラックスするかですが、人間はリラックスしようと思えば思うほど緊張してしまいます。

人体にはこうした緊張に対して効果のあるツボがいくつかあります。

頭頂部にある百会や、首筋にある天柱、手の付け根にある新門、手首にある内関などがリラックス効果のあるツボになります。

パターに入る前にこれらのツボを刺激して、リラックス状態を作ってください。

ツボを押しながら肩甲骨周辺の筋肉を脱力させるとより効果があります。

呼吸を整えるパターイップス克服法

人間の脳は呼吸に合わせて脳波が変わるようにできています。もっとも脳が安定した状態と言われるアルファ波も呼吸を整えることで意識的に作り出すことができます。

まずイップスの人は呼吸が浅くなっています。パッティングに入るまでは腹式呼吸で深い呼吸を心がけてください。

お腹がへこむまで静かに息を吐き、息を吐ききったらゆっくりと吸い込んでください。

1分間に15回の呼吸のスピードがベストです。この呼吸によって脳が安定した状態になり、リラックスしてパッティングを行えるようになります。

開き直るというパターイップス克服法

これはプロにはできない克服法ですが「ホールアウトできないコースはない」と開き直るという克服法があります。

10打かかっても20打かかっても、いずれ必ずホールアウトできるのがゴルフです。

無理にラインを読むのもやめて、とにかくカップの近くに近づける。初心者の気持ちに一度戻ってしまうことです。

ここに打つと決めたら目をつぶってパッティングしてもいいくらいです。

プロがこんなことしたらものすごい批判を受けますが、アマチュアは笑う人はいても非難されることはありません。

イップスはなんとかしようと思えば思うほど回復が遅れてしまいます。

なんとかなるさの精神で、上手に打つことよりも、いかにしてリラックスした状態を作り出すかだけを考えてパッティングを行うと、意外とパターイップスからはすぐに抜け出すことが可能ですよ。