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PAR RUSH 01

ミスしたら次打のライを考えて対応!〜コース実戦での挑戦〈8〉

今回も、実際に遭遇した場面を題材に、その状況の対応を振り返り、最小限のダメージでしのぐための選択は正しかったのか? 別の選択肢があったのか? を考えてみます。

今回の舞台はホームコースです。

このホールは、左直角のドッグレッグです。

今回は、ミスした後の判断と処理が、大叩きの事態を招きました。

当日は高麗グリーン使用で、距離は358ヤードのミドルホールが実戦解説の舞台です!

このホールは、ティーグランドから200ヤード付近辺りで左に直角に曲がるホールです。

相当な飛ばし屋は、左の林を越えてショートカットもありますが、林が高く越えるのは難しいため、普通は200ヤード付近に刻んで、コーナーから2打目を打つのがセオリーなホールです。

また、図の○印のコーナー付近は平らですが、グリーンに向けてフェアウェイが少し下って上がるレイアウトになっています。

そのため、フェアウェイがグリーン手前120ヤード付近から、左足下り〜左足上がりと難しくなります。

ティーショットは引っかけて左のラフに入りました。その後、今日のポイントの2打目です!

セオリー通りに、フェアウェイ中央を狙った3番ウッド(3W)のティーショットは引っかかって、左のラフに止まりました。

ここからグリーンは狙えないので、とりあえずフェアウェイ中央を狙ったアイアンショットがラフで引っかかり、左の木に当たり林の中に入ってしまいました!

この時の判断が間違っていたと思います。

少しでも、グリーンに近づきたいと思い、ギリギリのところを狙いましたが、仮に上手くいっても、左足下がりのライになることを考えるべきでした。

この判断の誤りが、ラフで引っかかる、木に当たる、林に入る、という最悪の状況につながったと思います。

このホールの特徴を考えれば、平らなライに置く選択をすべきだったのでは?

林などに入れたり、ラフに入って、グリーンを狙えない状態の時に考えることは何でしょうか?

★次打が打ちやすいところに出すこと! とにかく少しでもグリーンに近づけたい、と考えてはいけない!

★最悪でも、ボギーで上がれるように頑張ること!

☆前にこのような状況で、上手くいって寄せワンのパーを取ることができたので、また上手くいかせたいと欲を出してしまった。

コースを知っているホームコースでも、こんなつまらないミスを犯してしまったことを反省して、次からは同様のミスをしないように、ライを考えて出すということを徹底していきたいと思います。