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初心者

しだしんご

目線を常に水平に保つとショットが安定しますよ♪

こんにちは♪

「練習場ではナイスショットばかり打てるのに、本番だと上手くいかない! なんでなんだ!?」とモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか?

その原因の1つに、「景色のワナ」が関係しているのかもしれません。

ゴルフ場に平坦な景色はほぼゼロ!?

打ち上げ、打ち下ろし、左足上がり、左足下がり……。

コースに一歩足を踏み入れると、平坦な景色などほぼ皆無です。

自分がボールを運ぼうとしている目標地点は、今いる地点と水平であることはほとんどありません。

これがゴルフの難しいところであり(反対に楽しい部分でもあるのですが)、コースはプレーヤーに対して「そう簡単にいつものスイングはさせてやらないぞ」と挑戦状を叩きつけているのです。

われわれプレーヤーは、そんなコースに仕掛けられた「ワナ」にまんまと引っ掛かるわけにはいきません。

何らかの「対策」を立てて、コースからの挑戦状に立ち向かう必要があります。

そしてその「ワナ」を1つ1つクリアしていくことが、ゴルフの基準スコアである「72」に近づいていくことになるのです。

目線が変わるとスイングが変化します

ゴルフスイングは、膝や腰が水平に回転する「レベルスイング」が基本となります。

レベルスイングを実現するためには目線を水平に保つ必要があります。

ところが何らかの原因で目線が傾くと、体の軸もそれに合わせて傾きやすくなります。

例えば右打ちの人の場合、目線が左斜め上に傾くと、体の軸は右に傾きやすくなり、下から上にあおり打つスイングになりがちです。

反対に目線が左斜め下に傾くと、体の軸は左に傾き、今度は上から下に叩きつけるようなスイングになります。

目線が傾くにつれて理想のレベルスイングは難しくなっていき、ナイスショットが望めなくなっていきます。

アゴの高いバンカーがわかりやすい例だと思います。

この場合目線がバンカーのアゴの上に向いて体の軸が右に傾き、下から上にあおり打つ形になりやすいため、こうなると何回打ってもバンカーから脱出することはできません。

本来バンカーは、「上から下」に打ちこまなければ高い球は打てないのに、皮肉にも高いアゴに惑わされたせいで逆の動きになっているのですね。

これもコースの「ワナ」の1つなんです。

目線の水平にあるモノに向かってショットしましょう!

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「ボールをあそこに落とす!」というイメージは、とても大切です。

しかしあまりにもそのボールが着弾する地点を意識し過ぎると、その着弾点のほうに目線が傾きがちになります。

このまま打つと、ミスショットが出やすくなってしまいます。

ここでひと工夫。自分が「あそこに着弾させる!」と目標を決めたら、着弾点から目線を上げて(もしくは下げて)、必ず目線を水平の位置に修正します。

そうすると、例えば着弾点が打ち下ろしの場合、目線は着弾点よりも上の木や鉄塔などになります。

そうやって常に目線を水平に保つ意識を持つだけで、いつも練習場でやっているスイングがしやすくなり、ナイスショットの確率がグンとアップします!

ぜひお試しくださいね♪