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初心者

もーりー

~プロにとっても生命線~ゴルフは最終的にパットがカギを握ります!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。


『パット・イズ・マネー』

プロの世界で昔から脈々と語り継がれる名言です。

しかし、これはプロに限ったことではありません。

アマチュアだってラウンド中3回に1回の割合でパターを握っているのですから。

パット巧者が賞金ランキングの上位に

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今季、日本女子ツアーのルーキーのなかで活躍が目覚ましいのが小祝さくら選手。

群雄割拠の女子ツアーにあって賞金ランキングは堂々の7位(9月9日時点)。

これだけでも十分すごいのですが、これだけ活躍しているのに、どうしても優勝に手が届かない(プレーオフ敗退を含めて、タイを含む2位が3回)。

いっぽうで今季4勝を挙げ、賞金ランキング2位につけているのがアン ソンジュ選手です。

さすが賞金女王経験者。勝ち方を知っていますね。

ツアールーキーと元賞金女王ですから、経験値が違うといえばそれまでですが、各ランキングを比べるとさらに面白い結果が出ます。

ショット力に定評のある小祝選手は、パーオン率は全体の12位なのですが、平均パット数が23位。

アン選手はパーオン率は22位と、今年はアイアンの精度がいまひとつ?なのですが、平均パット数は3位と、グリーン上が好調なんです。

そして平均ストロークは小祝選手が21位に対してアン選手が3位!

ショットのミスをパットで取り返せるアン選手と、ショット力があるのにここぞのパットで苦戦しがちな小祝選手。

まさに『パット・イズ・マネー』、小祝選手が優勝を手にするには、パットがカギを握っているようです。

アメリカPGAツアーでも…

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平均パット数の明暗はアメリカPGAツアーにおいても同様でした。

今シーズンの賞金ランキング上位にして世界ランキング上位のジャスティン・トーマス、ジャスティン・ローズ、ダスティン・ジョンソンの3選手は、いずれも平均パット数が全体の6位以内にランクイン。

ちなみに平均パット数1位は、今年見事な復活優勝を果たしたフィル・ミケルソン選手でした。

逆に今年ツアー未勝利に終わったパットの名手ジョーダン・スピース選手は、平均パット数49位に沈んでいます。

シーズン中盤にパットで苦しんだタイガー・ウッズ選手も、パットが復調した終盤は優勝争いを何度も繰り広げる活躍ぶりとなりました。

アマチュアだってパットがカギを握ります!

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パットがゴルフの生命線だというのはプロに限ったことではありません。

冒頭でお話したとおり、アマチュアだって3回に1回はパターを握っているのですから(スコアが100くらいの人はだいたい35~40パットくらいですからね)。

それなのに多くのアマチュアはパターをほとんど練習せずに、ぶっつけ本番でラウンドに挑んじゃうんですよね。

ドライバーは1ラウンドで最大14回、その他のクラブなんて、場合によってはラウンド中に1回も使わないものも出てきます。

ゴルフは最終的にパットがカギを握ります。

皆さん、もっともっとパターを練習しましょう!

パットが入りだすとスコアは思った以上に良くなりますし、ゴルフがさらに楽しくなるはずですよ!!