Gride

gettyimages/955179538
getty

ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

「スイングは下半身主導」は本当か?どんな人に向いているのか?

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、「スイングは下半身主導?」をテーマに初中級者向けに解説させていただきます。

下半身で打つ訳ではありません。

getty

「スイングは下半身から使う」

この言葉は良く聞くフレーズですし、実行されている方も多いと思います(成功しているのかは疑問ですが)。

実際には、いきなり下半身からボールを打ちにいくわけではありません。

体重移動を重視しているプレーヤーは、トップスイングで右足に乗っていた体重を左に移動す事からダウンスイングがスタートします。

体の回転で打っている方は、体幹のヒネリ戻しからスタートします。

これが、「スイングは、下半身から使う」という言葉になっています。

強いインパクトのために左足を突っ張る。

getty

スイングは、「トップまで」と「トップから」で力を使う方向が変わります。

そのため、トップからの切り返しで強烈に動くヘッドに耐えられる「土台」を作らなければいけないのです。

土台が不安定ではボールがどこに飛ぶのか、その前にボールに当たるのか不安になります。

下半身から先に動くのは、ヘッドの強烈な動きに耐えるために、下半身の土台を作る準備動作だと解釈してみてください。

この準備動作を強く行えば、ヘッドをより強く速く動かす事ができます。

従来言われて来た方法としては、

●左足を強くステップダウンする

●左足を突っ張る

●ジャンプする

今話題の、“地面反発力”もこの事を指していると思われます。

これらは、「下半身を土台として使う」という使い方の先にある技術で、初中級者の方がこれを目指すのは、遠回りだと思います。

韓国勢のベタ足。

getty

今世界で活躍している韓国のプロは、ほとんどの方がベタ足です。

ベタ足にするためには、体の回転を使うとインパクトで右足踵(かかと)が浮いてしまいます。

体重移動をする方は、右足に体重が残りやすくなります。

韓国勢のように、ベタ足でインパクトを迎えるための解決策は、左足一軸です。

左足一軸なら、ミート率が格段に良くなります。

簡単には習得できませんが、ショートアイアンのハーフショットから練習をして、徐々に大きなスイングにして強く打つようにして行けば習得できます。

強い韓国勢のベタ足で体の正面で打つ打法を習得できれば、初中級者を卒業して上級者への道が開けます。

初中級者を卒業してさらに上を目指す方は、私の書いた本「天才戸田藤一郎プロを参考にして作るスイング」を読んでみてください。

日本人プロとして初めてアメリカのウインターツアーを戦い17試合で賞金ランキング22位になった方の本を解説しています。

戸田プロが書かれた本はプレミアムが付き10万円の値が付いています。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。