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全米プロゴルフ選手権で躍動!A・スコットが認めたTS3の飛び

米国ミズーリ州ベルリープCCで行われた2018年シーズンメジャー最終戦『全米プロゴルフ選手権』で、久々にメジャー2勝目に肉薄したタイトリスト契約プレーヤー、アダム・スコット選手。

スコット選手といえば、マッスルバックタイプのMBアイアンをこよなく愛し、ドライバーもセルフコントロール重視。

440cc以下のコンパクトヘッドを好んで使うタイプのプレーヤーでした。

しかし、TSドライバーでは、テスト開始当初から460ccを躊躇(ちゅうちょ)なく手に取り、すぐさま実戦投入を決めました。

コンパクトヘッドからもスムーズに移行

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既報の通り、今回のTSドライバーは、TS2・TS3ともにヘッド体積はフルサイズの460ccです。

長くコンパクトヘッドを使用してきたスコット選手がこのモデルチェンジをどう評価するのか?

タイトリストのツアーサービススタッフも興味深く、その反応を待っていました。

「(総合的に)とても進化している、と感じたよ。460ccという大きなヘッドでも、バランスのとれた形状をしているし、違和感はまったくない。すごく気に入ったよ。期待通りの音や打感。大きすぎる音やこもった音がしないのがとてもいいね。打感は非常にソリッドだ。音やフィーリングで結果をフィードバックしてくれるから、安心してスイングができるんだ」

とスコット選手。彼の反応は期待以上でした。

スコット選手は5月の『プレーヤーズ選手権』の週に初めてTSドライバーをテストし、6月の『全米オープン』でいち早く実戦での使用を開始。彼が選んだのはTS3ドライバーでした。

調整機能付はTS3ドライバーのみ

#TS Project News VOL.02からのニュースでもお伝えしている通り、TS2・TS3ドライバーのモデル別使用者割合は、各世界ツアーでの状況を総合的に集計するとほぼ半々に分かれる傾向が続いています。

その中で、世界ゴルフ選手権『ブリヂストン・インビテーショナル』を制したジャスティン・トーマス選手、そして、今回、メインで紹介しているアダム・スコット選手が選択したのがTS3ドライバーでした。

「TS2とTS3、どちらもスピードを感じるね。これまでのドライバーもボールスピードは高かったと思うけど、TSドライバーは特にね。最も安定したスピードであり、高い方向性だと思う。TS3 ドライバーはソールのウェイトを調整してさらに素晴らしいフィーリング、サウンドを得ることができる。パフォーマンスを最大化させることができるんだ」

と、スコット選手が絶賛したソールのウェイトは、917ドライバーでも搭載されていたタイトリスト独自の“SUREFIT® CG”。

プレーヤーの打点傾向に合わせ、ヘッドの重心を高さを変えずに、トウ・ヒールに動かすことができる進化した調整機能です。

スコット選手が指摘したフィーリングや打球音の最適化も、打点と重心が近づくからこそ得られるベネフィット(利益)なのです。

実は、SURE FIT® CGが搭載されているのは、TS3ドライバーのみとのことです。

917ドライバーではD2、D3ともに搭載されていたSURE FIT® CGが、なぜTS2ドライバーには搭載されていないのか?

その理由については、またの機会にリポートが届くようですよ。お楽しみに!

全米プロゴルフ選手権でのTS ドライバー モデル別使用人数

TS2ドライバー:8名
TS3ドライバー:14名

合計22名が使用していました。