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コースで感じる視覚に惑わされるな!〜上達シリーズ第52回

皆さんはフェアウェイの幅について考えたことがありますか?

「狭いなぁ」と感じるコースでも、そのフェアウェイの幅は結構あります。

しかし、プレーヤーが視覚的にその幅を「狭いなぁ!」と感じると、その結果自分にプレッシャーをかけてしまい、ミスショットにつながることがあります。

そこで今回は、視覚に惑わされるな! というお話です。

ホールの造りで、視覚的な見え方はまったく違う!

ゴルフコースを思い起こしてください。

ティーグラウンドに立ってホールを眺めた時に、「フェアウェイが狭いなぁ!」と感じた経験があると思います。

その時に、フェアウェイの幅、ラフの幅、林の状況を見ることになりますが、当然ながら各ホールで、その幅は少しずつ変わってきます。

しかし、フェアウェイの幅は、そのホールの距離が短く難しく造っている場合を除いて、極端には違わないと思います。

「狭いなぁ」と感じるのは、ラフの幅が狭く、すぐに林になっている場合などが多いのでないでしょうか?

次回のラウンドの時に、ラフの幅を見てください。

このラフの幅は、視覚的にフェアウェイの幅を見る時に、大きく影響します。

フェアウェイの幅はそれ程違わないのに、見え方で惑わされてミスショット! でも「広いなぁ!」と感じたらナイスショット!

本当はフェアウェイの幅は一緒でも、見え方によって、自信を持ってスイングできたり、自信なく縮こまったスイングになって、林の中に消えていくミスショットになったりします。

「フェアウェイが広いなぁ!」と感じたら、自信を持って振り抜き、フェアウェイをとらえるショットも出るでしょう。

要は、自信の持ち方ですが、そのホールがどのような造りになっているかを冷静に判断して、フェアウェイの幅の問題ではなく、林にだけは入らないようにフェアウェイの幅+若干の余裕の幅に打っていければ良いのだという自信を持つことです!

自分にプレッシャーをかけずに、自信をもってショットする!

ドライバーなどのティーショットをフェアウェイの幅+若干の幅に打っていける技術はもちろん必要ですが、今日のテーマである視覚的な見え方で、ホールを狭いと感じてしまうと、それは自分にプレッシャーをかけていることになります。

しかし、今見て来たように、ホールの造りはどうなっているのか? と冷静に判断することができれば、自分にプレッシャーをかけずに自信を持ってスイングできるでしょう!

それが、ナイスショットにつながるのです!

さあ、コースに行ったら各ホールでは全体を眺めて、その見え方と全体の造りを確認するようにしましょう!

これまでとは違う世界が見えるかもしれませんよ!