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プロゴルファー

こせきよういち

真夏のゴルフはショートパンツだ!~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#83

来週は、今年が最後の8月開催となるメジャー第4戦「全米プロゴルフ選手権」です(来年からは5月開催)。

この全米プロは真夏の開催ゆえ、昨年から練習ラウンドでの選手のショートパンツ着用が認められるようになりました。

今夏は日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも猛暑・酷暑に見舞われています。

世界的に異常気象が頻発する昨今、選手たちがより快適にプレーできるよう、練習ラウンドくらい「ショートパンツOK」のツアー規定はもっと広がっていいのでは?

昨年の全米プロからは新鮮な短パン画像が……

上掲の画像は、昨年の全米プロの練習ラウンドでのダスティン・ジョンソンとジョーダン・スピースです。いつにない新鮮な風景です。

この「ショートパンツOK」の規定変更を彼らは大歓迎。

きっと今年も、ショートパンツ姿で楽しそうにラウンドするプロたちの画像がたくさん届けられることでしょう。

同様の規定は、欧州ツアーではいち早く2016年から採用されています。

冒頭の画像はその変更に歓喜乱舞するイアン・ポールターです。

そして、最近は米ツアーでも同様の規定変更を望む声が上がっています。

タイガーもショートパンツでのプレーを希望

その動きには、タイガー・ウッズも同調。

この5月には、

「僕はショートパンツでのプレーが大好き。僕らは一年中、太陽が燦々(さんさん)と輝くところでプレーしている。地球上で最も暑い地域での大会もある。ショートパンツはとても楽だ。また以前のようにショートパンツでプレーしたい」

といったコメントが報じられました。

タイガーもジュニアやカレッジの時代(上掲の画像)は、ショートパンツでプレーしていたからです。

しかし、これに対して米ツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハンは昨年、「選手たちの希望には耳を傾ける」としながらも、ショートパンツNGの規定を変えるつもりはないとコメントしています。

そして、日本では?

そして、日本ツアーですが、昨年から7月~8月の試合ではショートパンツでの練習ラウンドが認められています。

上掲の動画は、今年初め、欧州ツアーでの谷原秀人の練習ラウンド風景ですが、日本でもこうした光景が、7月~8月に限らずいつでも、選手の好きなときに広がっていいのでは?

今夏は、関東では6月に梅雨が明けるなど、これまでの常識では考えられない異常気象が起こっているのですから。

選手の健康を第一に!