ショットの成功率を高める！プレショットルーティンは本番のリハーサルです

ボールを実際に打つ前に、素振りやアドレスに入る準備をするプレショットルーティン。

ただのウォーミングアップだと思っている人もいるようですが、プレショットルーティンを行うことで、2つの大きなメリットがあるのです。

スイングリズムとスイングイメージを作る

1つはティーアップしてから打つまで毎回同じ動作、リズムで行うことでスイングリズムが作られ、緊張した体をほぐします。

もう1つは、打つ直前の素振りでスイングイメージを作ることによって、打ちたい球筋のスイングがしやすくなります。

以上の2点がメリットとして挙げられます。

スイングの注意点を意識する

スイングをイメージするときには、自分が注意を払っているポイントを強く意識することです。

例えば、体が右にスウェーする人は、バックスイングで右ひざを動かさずに素振りをするとか、飛ばしたいときには、重いボールを両手で投げる動作をイメージして素振りをするのもいいでしょう。

チェックポイントは少なく絞ったほうがいい

また、ドローやフェードを打つためのスイング軌道もしっかり意識して素振りをします。

実際にボールを打つイメージで素振りをし、その素振り通り打てばいいんだと思えば、緊張感も薄れます。

ですから、チェックポイントは少なく絞ったほうが、より集中して行えます。

原則的にはプレショットルーティンの動きは毎回ほぼ同じですが、注意を払っているポイントが異なる度に、素振りの動きも多少変わります。

毎回同じ動作を自然に行うことで、スイング前の余計な思考をなくし、スムーズなスイングを可能にさせるのがプレショットルーティンです。

プレショットルーティンのやり方は人それぞれです。

自分にあったやり方を見つけ、練習場などでも実際に試してみれば、コースでもスムーズに取り入れられるでしょう。