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フジクラの新シャフト、「スピーダー エボリューションV」を早速打ってみた!

ごきげんよう。Gridge編集部のヒッティです。

フジクラの新しいシャフト、「エボV」こと「Speeder EVOLUTION V(スピーダー エボリューション ファイブ)」がついに解禁です!

2018年8月22日(水)の発売に先駆けて、メディア向けの試打会でヒッティがまた打ってきました!

最先端技術を駆使した「振りやすさ」

エボリューションシリーズは、2014年に初代が発売されて以来、II(ツー)、III(スリー)、 IV(フォー)と進化を遂げてきました。

女子プロの中で人気が出始め、今では国内女子トーナメントでブランド別・モデル別ともに使用率ナンバー1のシャフトに成長しています(※ダレルサーベイ調べ、2018年7月現在)。

もちろん男子ツアーでも評価は高く、スピード感や弾き感を気に入って愛用するプロも多いです。

で、今回の「V」はどんな特徴かというと……。

通称「青エボ」と呼ばれた、初代の「エボ」の継承モデルとのこと。先調子で先端が「走りすぎる」という意見もあった初代を改良して、コントロールできるような「しっかり」した弾き感を実現しています。

見た目もその名残を思わせる、空のような爽やかな青色に金色の文字です!

全体がしなるような印象

実は都合よく、その初代「スピーダー エボリューション 569(SR)」を使っているヒッティ。

なんでも新しいモノってわくわくしますが、愛用モデルの後継品ということで、特別わくわくしていました!

試したのは474と569で、S、SR、 Rの3フレックスを打ち比べ!(贅沢!)

ドライバーヘッドはテーラーメイドの「M2(2017モデル)」と「GLOIRE(グローレ)」の2種類です!(これまた贅沢!)

試打会に参加すると、その場で好みやスイングに合わせた様々なヘッドとシャフトをササッと組み合わせてくれるんですね。

弾き感がありつつもコントロール性も!

感想はというと……。

確かに初代と比べて、“しっかり”感があります。

なんでもここだけの話、初代は先端が走りすぎる故に、ヘッドが暴れて安定しないという感想もあったようなんです。

たしかにクラブが走ってくれるのはヘッドスピードを増してくれるので助かりますが、挙動が安定しないということは、インパクトで開いたり閉じたりしてしまって、ボールが左右に散ってしまうリスクもあるわけです。

ヒッティの感覚を確かなものにするために、VだけでなくIII(オレンジ)とIV(ブラック)も打ち比べました(なんとまぁ贅沢!)。

スピーダーは、初代、III、Vと「奇数は先調子」、II、IVと「偶数は中調子」です。

私はタメがなく大振りなスイングなので、手元がしなるシャフトよりも先端が走ってくれる奇数シャフトの方が合っているそうです。

そこへきてのVですが、その調子を良い意味であまり感じず、振り抜きやすかったです!

最近は5回に1回くらいの割合で右へフケる球が出てしまうのが悩みだったのですが、Vを使うと曲がり幅が狭く、安定して飛んでいました!

しなやかな弾きがありつつも、コントロールしやすい良いシャフトでした。

春の試打会で、エボリューションIIIとIVを紹介する記事も出ていますので、よかったら併せてご覧ください♪