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Gridge編集部

カスタム専用『Mizuno Pro』に新ヘッドが登場!全6種のラインナップが出揃った!

ごきげんよう、Gridge編集部のヒッティです。

ミズノゴルフのメディア向け試打会、2018年夏の陣に行ってきました!

ミズノは7月18日、カスタム専用シリーズ「Mizuno Pro(ミズノプロ)」の新製品、「Mizuno Pro 319」と「Mizuno Pro 719」を発表しました。

今回はヒッティの試打インプレッションをご紹介します。

「Mizuno Pro」アイアンの特徴

Mizuno Proは、ギアにこだわるゴルファーが求める、打感の良さを追求した軟鉄鍛造アイアン。

打球音にこだわったミズノのテクノロジーを示すキーワードは2つ。

1.「グレインフローフォージドHD」

……ミズノ独自の特殊な製法により、打球部付近の鍛流線(金属組織の流れ)を密にしたことで、従来の鍛造製法と比べ打球音の響きが長く持続するようになりました。

2.「ハーモニックインパクトテクノロジー」

……アイアンの打球音を数十ヘルツ単位でチューニングする設計手法で、音の高さ・大きさ・音色・響きの長さを追求。

早速 打ってみました

まずは「719」から。

飛びの秘密は「マイクロスロット構造」。

打球部の裏側を薄肉化することにより、ミズノ軟鉄鍛造アイアン史上、最高反発性能となっています。

これが加工前のヘッドの原型です。

ソール部分に特殊技術で穴を空けているのがわかります。

この掘削(くっさく)してなくなった余剰ウェイトをヘッドのトウ側に多く配分し、さらに重心位置をセンター付近に配置しています。

打点がトウ側でも、当たり負けせずに安定した弾道を生み出せる、とのこと。

ロフトはちょっと立っていて(7番で32度)、いわゆる「飛び系アイアン」です。

テスターのヒッティは、ドライバーヘッドスピード38メートル/秒程度で、普段アイアンのシャフトはNS.PRO 750GHを使用中。

「719」のヘッドにカーボンのRシャフトでセッティングしてもらいましたが、この組み合わせではヘッドがちょっと重く感じました。

7番アイアンを試打しましたが、私のヘッドスピードだと中弾道、飛距離は約130ヤードでした。

続いて319

「319」は、上級者向きでありながらも、すでに販売している「118」よりもやさしく扱いやすい、ハーフキャビティアイアン。

「打感を進化させた伝統のハーフキャビティアイアン」です。

ロングアイアンはヘッドが長めに設計されているので安心感があり、番手が小さくなるにつれてにヘッドが短く、コンパクトになっていくのもこのシリーズの特徴です。

ストレートネックなので、ボールがつかまりすぎずに操作性の高いアイアンです。

こちらも先ほどと同じカーボンシャフトで、7番アイアン(ロフト34度)を試打しました。

ヘッドが重すぎず、抜けの良いソールのおかげか、打感も振り抜きもとても良かったです。

弾道は高く、飛距離は先ほどとほぼ変わらず、ピンを狙っていけそうな好感触でした!

自分のスイングに合った特別なアイアンを使ってみよう!

getty

今回新たに追加された「Mizuno Pro 319」と「Mizuno Pro 719」。

2つのラインナップが追加されたことにより、ヘッドタイプが6つに充実。

全国のミズノゴルフカスタムフィッティング(GCF)ショップの約350店舗で、多くのアマチュアにより最適な提案をできるようになりました!

「319」は手嶋多一プロや武藤俊憲プロが使用中。「719」も現在女子ツアーを中心にテスト中です。

今回試打して改めて思いましたが、名器だから、有名プロが使っているから良いクラブ! というわけではなく、自分のスイングタイプ、ヘッドスピード、体力などに合ったクラブを使うことが重要です。

ぜひみなさんも、ミズノが開発したフィッティングシステムを体験してみてくださいね!