「茨木国際ゴルフ倶楽部」“隠れ名門コース”を紹介するシリーズ第27回

ゴルフコース・練習場

PAR RUSH 01

今回は、初めての関西のコースでのラウンドとなりました。

紹介する「茨木国際ゴルフ倶楽部」は、2018年「Tポイントレディス」を開催したコースです。

茨木市の高台に位置するコースで、コースからは270度の眺望となり、大阪平野を一望できます。

コースにより少しアップダウンがありますが、飽きないコースだと言われているようです！

同伴者の話では、関西のコースは大半がアップダウンがきついコースになっている、とのことでした。

「新大阪からもあまり距離がない地域なのになぁ！」と思いながらゴルフ場に到着しました。

それでは、女子プロのトーナメント開催コースをご案内しましょう！

開場から58年が経つ由緒あるコース！

コース開場は1960年で、開場から58年が経過した名門コースです。

2007年にPGMグループのゴルフ場になっています。

コースは、東・西・北の27ホールで、東・西コースは「佐藤儀一」の設計、北コースは名匠「上田治」が設計しています。

大阪平野を一望できる素晴らしい眺望のコースで、そのコンセプトは……。

自然の起伏を残し、戦略性を高めた歴史に残る名コース。
グリーン周りの戦略性が高く、何度来ても“コースとの会話”を楽しめる舞台。

東コース：四季折々の顔を見せる林間コース。
西コース：フラットでありながら戦略性が高いコース。
北コース：雄大なフェアウェイから大阪市内を一望できるコース。
http://www.pacificgolf.co.jp/ibaraki/course.asp

今回は、西・北コースをラウンドしました。

クラブハウスも2016年に建て替えられ、その眺望は抜群！

2016年にクラブハウスを建て替えてグランドオープンしており、素晴らしいクラブハウスが出迎えてくれました。

このコースは、PGMグループのゴルフ場の中でも、「GRAND PGM」のゴルフ場と位置付けられており、北海道「桂」、宮城「利府」、茨城「美浦」、千葉「総武」などと共に、PGMのゴルフ場の中でもグレードが高いゴルフ場です。

西日本におけるPGMの旗艦ゴルフ場だと感じました！

新しいクラブハウスは室内も素晴らしい！

眼下に大阪平野を見下ろせます！

2階のレストランの室内も落ち着いていて、外の眺めとともにおいしい食事が楽しめます。

今年の「Tポイントレディス」を開催した証がコースにありました！

北コースはトーナメントで、インコースとして使用しているとのこと。

トーナメントの18番のグリーンそばには大きなTポイントレディスの看板がありました。

来年も、開催されるのではないかと、同伴者と話しました。

なお、ドライビングレンジは、数年前の豪雨で芝がない状態で、練習をする環境ではありませんでした。残念！

関西のコースは山岳コースが多い！　このコースはアップダウンが少ないほうだとか

同伴の関西在住の方の話では、関西のコースは丘陵ではなく、山岳コースが多いとか？

関東の林間コースのようなコースは、大阪近郊ではほぼないということでした。

そのため、今回ラウンドした「茨木国際ゴルフ倶楽部」は、まだアップダウンが少ない方だというのです。

話には聞いていましたが、関東のゴルファーは恵まれていると思いました。

今回は西からスタートしました！

距離は、西コースは2924ヤードと短めですが、アップダウンが少しきつく、特に上りが多いので、実距離以上になります。

また、ブラインドホールも多く、コースのメンバーは良いでしょうが、初めてのビジターには極めて厳しいセッティングだと思います。

さらにホールが隣接していて、そこにOB杭があるホールも多く、広いように見えて、結構狭いと感じました。

問題は、グリーン面が見えないホールがとても多く、その上にグリーンのアンジュレーションが強いために、乗せる場所がポイントになります。

ホールハンディキャップ（HD）通りの難しさだと思います。

後半は北コースをラウンド！

北コースは、名匠「上田治」の設計で、打ち上げもありグリーン面が見えないホールもありますが、西コースと比較すると、普通の丘陵コースの造りでした。

北コースは、距離が3198ヤードと、西コースよりは長めになります。

4番ロングホール（パー5）が、HD1上では一番難しいですが、HDは2ながら、ずっと打ち上げとなる6番ミドルホール（パー4）が難しいと感じました！

このホールは371ヤードの距離ですが、ほとんど上りでグリーン手前が特に上りがきついので距離感がとても難しいです。

グリーンが2段グリーンというのが、さらに難しさを増しています。

このホールを上がると、眼下に素晴らしい眺望の7番ミドルホールが待っています。

50メートルほどの極端な打ち下ろしですが、左右OBなのでティーショットに神経を使います。

関東のプレーヤーには、この北コースの方が馴染みやすいかもしれません！