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成田美寿々プロの魅力を徹底分析!~PXGドライバーを投入!

成田美寿々プロのクラブセッティングです。

今シーズン(2018年)から、PXGドライバーを投入しまた。

【ドライバー】PXG 0811(9度) 、シャフトはディアマナ X-50
【フェアウェイウッド】RODDIO(3番、5番)
【ユーティリティ】PXG 0317(3番、4番、5番)
※フェアウェイウッドの5番とユーティリティの3番・4番・5番は試合によって組み合わせがあるようです。
【アイアン】PXG 0311 T(6番~W)
【ウェッジ】PXG 0311 T(50度、56度、60度)
【パター】スコッティキャメロン ニューポート
【ボール】ダンロップ スリクソン ZスターXV

※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、セッティングが変更されている場合があります。

PXGドライバーについて

「PXG」は、米国のアリゾナ州スコッツデールに本社を置くParsons Xtreme Golf, LLC(PXG社)のブランドです。

同社は2014年9月に創業、“世界一のカスタムオーダーメイドを目指す(ゴルフ界のフェラーリを目指す)”、新興クラブメーカーです。

ザック・ジョンソンやリディア・コが契約しているクラブメーカーとしても知られています。

ただ、成田美寿々プロはPXG社と契約しているわけではなく、PXG社の正規代理店「大蔵ゴルフスタジオ」でクラブフィッティングをしています(下のリンク先参照)。

PXG 0811ドライバーは、16個の脱着可能ウェイトと調整可能ホーゼルなどを使って、弾道と飛距離を最適化することができるようです。

気になるドライバーの飛距離ですが、昨年使用していたRODDIOのドライバーと比較(LPGAスタッツ、2018年7月8日時点)してみました。

・ドライバー平均飛距離:245.69ヤード(2017年は247.78ヤード)
・フェアウェイキープ率:65.52%(2017年は64.58%)

データを見る限りでは、フェアウェイキープ率に少し改善がみられるものの、それほど大きな変化は未だなさそうです。

ただ、新しいクラブにチャレンジすることは、データには表れない効果をもたらすことがあるので、その辺にも期待したいですね。

フェアウェイウッドはこだわりの「RODDIO」、ユーティリティーは「PXG」を投入

昨年のツアーでは、フェアウェイウッドとユーティリティにRODDIOを使用していましたが、今シーズンからはユーティリティにPXG 0317を投入しました。

「RODDIO」は、株式会社スポーツライフプラネッツ(グローブライドグループ)のブランドです。

RODDIO加盟店の工房などでソールを交換したりして、個別のニーズに合ったヘッド性能クラブにフィッティングします。

PXG 0317Xは、ロフト角の調整が可能なホーゼルと装着可能な7個のウェイトがあり、スイングに合わせて軌道を最適化できるようになっています。

アイアンは今シーズンもPXG 0311で戦う

アイアンは昨年同様、PXG0311Tです。

(1)10個のタングステンウェイトでCG(クラブ重心位置)を最適化
(2)ボディはS25C軟炭素鋼
(3)フェースはHT1770高強度スチール

アイアンにも成田美寿々プロのこだわりを感じますね。

体力トレーニングを重ねているようですので、2018全英リコー女子オープンゴルフ選手権(8月2日~8月5日)で正確なアイアンショットを連発し、海外選手にも負けないタフネスさを期待したいです。