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第147回全英オープンゴルフ 全力応援のための予備知識!放送予定まで!

7月19日(木)~22日(日)、第147回全英オープンゴルフがカーヌスティゴルフリンクス(スコットランド)にて開催されます。

世界最古のメジャー大会として知られ、147回の歴史を重ねているこの大会。

世界最古でこれしかなかったから「THE OPEN」というのが正式名称。キングオブオープンなわけですね。

そんな全英オープン、僕の優勝予想は松山英樹ですが、日本勢は他にも9名が参戦します(カッコ内は出場資格)

小平智(2018年21週終了時(5月28日)の世界ランキング50位以内の者)
宮里優作(2017年日本ツアー賞金ランキング2位タイ以内の者)
池田勇太(2017年日本オープン優勝者) 
秋吉翔太・川村昌弘・小林正則(日本予選の通過者)
谷原秀人(2017年欧州ツアー賞金ランキング30位以内の者)
時松隆光・市原弘大(2018年日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills終了時のJGTO賞金ランキング2位タイ以内の者)

総勢10名の日本勢ですが、これだけ多くの日本勢が参加できるというのも全英オープンの魅力の一つですね。

リンクスコースってどんなコース?

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リンクスコースというのは、海沿いに位置していて、強烈な風と天候の変化が特徴的です。

風が吹くことは日本でもありますが、イギリスのリンクスコースでは、冷たくて重い風が台風みたいに吹くのです。

この冷たい風が原因で、「一日の中に四季がある」といわれる天候となります。

ポロシャツ1枚でスタートしたら、途中でセーターが必要になって、更にはレインウェア・手袋までが必要になって、凍えながらゴルフするなんてこともあるんです。

更にカチンカチンのフェアウェイ・落とし穴のようなバンカー・フェスキュー草という草むらのようなラフが存在。

フェアウェイに打ったボールが、100ヤードも転がってバンカーに落ちたり、草むらに入ってしまったりします。

このように書くと手に負えないコースのように感じますが、現地のメンバーさんやスタッフの方たちは、外国人ゲストに対し、風のない穏やかな天候だと「こんな穏やかな天候で残念でしたね」と声をかけてくれるそうです。

ぜひこの厳しい条件を味わってほしいということなのでしょうね。

2002年のミュアフィールドで開催された全英オープンでは、まさに「一日の中に四季がある」という現象が起きて、優勝争いをしていた丸山茂樹選手が寒さのため、スポンサーの書いてあるボードの陰でブルブル凍えていたのを思い出します。

全英オープン開催期間ですから、当然7月の話です。

後に丸山茂樹選手は「生涯で一度だけゴルフ場で凍死するかと思った」と語っています。それほど寒い!!

カーヌスティゴルフリンクス(スコットランド)の紹介

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カーヌスティゴルフリンクスはスコットランドのアンガスにある、1850年にオープンのリンクスコースです。

これまで7回の全英オープンが開催されています。1850年といえば日本はまだ江戸時代ですからね。歴史がすごい!

このコースの特徴は、他のリンクスコースにないバリーバーンと呼ばれる小川がコース内に流れていることです。

特に18番ホールは、左側がずっとOBになっていることに加えて、バリーバーンがティーの右側からグリーンの手前に流れているので、ティーショットの難度が半端ないのです。

しかも地面が固いためラフにつかまることも多く、最終ホールで大叩きなんてことも少なくありません。

1999年、カーヌスティの悲劇

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2位に3打差で最終18番ホールを迎えたフランス人のジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ。

18番ホールのプレーを1打目から見ていくと以下のようになります。

1打目:バリーバーンを恐れることなくドライバーで打ち、バリーバーンを超え隣のホールへ
2打目:無理してグリーンを狙って草むらへ
3打目:さらに無理してバリーバーンへ
4打目:強引にバリーバーンから打とうとしてシューズまで脱いだのですが、あきらめて1ペナルティ
5打目:グリーン脇のバンカーへ
6打目:バンカーから寄せ
7打目:どうにかねじ込む(これを入れたのはすごい)

首位と10打差でスタートしたポール・ローリーが、天候の穏やかな時間帯にプレーし、好スコアでホールアウト。

結局、ヴァン・デ・ヴェルデがプレーオフの末敗れるという悲惨な事件が起きたのです。

天候のいい時間帯と悪い時間帯でこのようなことが起きてしまうのが全英オープンであり、リンクスコース、そしてカーヌスティゴルフリンクスなのですねえ。

後にヴァン・デ・ヴェルデは「刻むことは考えなかったのか?」という質問に対し「フランス人の美学に刻むなんて考えはない」と答えていますが、いかがなもんでしょう?

でもこうやって1番有名な主人公になって、語り継がれているのですから、あれでよかったのかもしれませんね。

このことがあったせいか、優勝したポール・ローリーは悲劇の主人公ほど有名にはなっていません。

日本勢の活躍を祈る! 優勝予想は期待込みですが松山英樹!

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日本勢は総勢10人ですからね! 期待値が上がります。

松山英樹は前哨戦のスコティッシュオープンから参戦します。

風や地面の固さを確認してからの参戦ですから期待できますね。

2月の左手のケガから試合数が減り、練習量も減っているみたいですが、全米オープンではかなりショットの精度が上がってましたからね。

前哨戦で調整して本番の全英オープンと期待のステップです。

もちろん他9人の日本勢にも期待ですが、もう一人注目選手を挙げておきます。

その名はタイガー・ウッズ。

3年ぶりの出場ですが、今季PGAツアーではトップ10にも入ってきてますから、ショットは復調していると思います。

何よりペブルビーチでの全米オープンをはじめ、全英オープンは過去3勝。

風に強い選手ですからね。松山はじめ他の選手にとっても脅威です。

全英オープンの放送予定!

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テレビ朝日

7月19日(木)午後11時30分~
7月20日(金)午後11時15分~
7月21日(土)午後11時15分~
7月22日(日)午後10時~

解説はもちろん青木功さんと丸山茂樹さん!(僕はこの組み合わせ好きなんですよね)

ゴルフネットワーク

7月19日(木)午後2:30~午前4:00
7月20日(金)午後2:30~午前4:00
7月21日(土)午後5:00~午前4:00
7月22日(日)午後4:00~午前3:00

各日再放送あり