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ライフスタイル

Nick Jagger

上がり3ホールでいつも崩れてしまう理由を考えてみよう

「なんだか今日は調子がいいぞ」なんて日が、レベルに関係なく誰にでもあります。

そして残り3ホール、すべてボギーでも念願の90切りという状況。

慎重にプレーしようと気を引き締めるのですが、ダボ、ダボと崩れることってよくありませんか?

第一の原因は体力不足

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いくつか考えるべきことがあります。

まず、終盤でショットが乱れ始めるなら、原因のひとつとして体力不足が考えられます。

アドレスのバランスが崩れていないか、体の柔軟性が著しく低下していないかを確認して、ストレッチなどでコンディションを整えることを心掛けてください。

そして、日常生活ではできるだけ歩いて、基礎体力をつけておくことです。

目の前の1打に集中する

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次に「ベストスコアが出せるぞ」と意識し過ぎて、悪い結果を招いていると考えられます。

意識をスコアに向けると、今やるべきこと、つまり自分のスイングをするという意識が低下して、注意が散漫になり、気がつくべきことに気づかず、ミスを引き起こすのです。

深呼吸でもして心を静めて、目の前のショットに集中することが大切です。

慎重になるほど委縮してしまう

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また、スコアを意識して力むと、体がスムーズに動かなくなります。

そんなときはクラブを逆さにし、ネックを持ってビュンビュン素振りをしましょう。

力むと手打ちになりがちですが、軽いものを手だけで振るとフィニッシュまで体を回していけません。

左足に体重が乗った完璧なフィニッシュを目指すと、体をフルに使う感覚が取り戻せます。

こうしたことは、スコア90だけでなく、80でも100でも同じであり、スコアの壁を破るときに、誰もが経験していることなのです。

これを乗り越えずして、やがてまた次に来る壁も越えることはできません。

そんな試練に対し、慎重を期してミスしてしまうのは委縮したケースです。

このようなパターンは繰り返しがちです。

それよりも「今日は調子がいいんだから、イケイケでプレーするぞ」というスタンスで思い切っていくタイプのほうが、よしんばその日は失敗しても、次に大きな可能性が残るものです。