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ライフスタイル

あおきち

全米オープンでのフィル・ミケルソンの行為。問題ある?ない?

全米で最も人気の高いゴルファーと言われているフィル・ミケルソン。

先日行われた全米オープンゴルフでとんでもない行為をしてしまいました。

パッティングをした後に、動いているボールを打ってしまったのです。

ルール上OK!? 果たしてこの行為は問題ないのでしょうか?

ゴルフ規則

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14-5 動いている球をプレーした場合
プレーヤーは、自分の球が動いている間はその球をストロークしてはならない。
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/ch300/ch300_rule14.html#14-5

違反の罰はストロークプレーでは2打。

と、あるので今回のミケルソンの行為は罰を受ければOKだったように感じます。

しかし、ゴルフではルール、プレーの前に大切なことがうたわれています。

ゴルフ規則の第一章は、エチケットについて記されています。その行為をミケルソンは“故意”に守らなかったのです。

ゴルフ規則の本質と精神について!

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数あるスポーツの中でゴルフ競技の特徴の1つは、通常、審判員が立ち会わないということです。

このことは、ゴルフがフェアプレーを重んじるスポーツであって、【ゴルファーはみな誠実であり、“故意”に不正を犯す者はいない】という基本的な考えを表しています。

ゴルファーの一人ひとりには、ゴルフ規則を正しく理解し、自主的に規則を守ることが求められいるのです。
 
その精神を、残念ながらミケルソンは守らなかったのです。

本来なら、競技委員が失格にすることもできるのですが、今回は運営側もコースを難しくしすぎたと反省していたこともあったのか、失格は免れました。

まとめ

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今回のミケルソンの行為には、誰もが驚いたと思います。

全米一の大会で、全米一人気のあるといわれているミケルソンが、あのような行為をしてしまった。

本当に残念だと思います。もし子供たちが真似しだしたら・・・。

ゴルフには、世界共通のゴルフ規則があります。

ゴルフルールを利用(今回のミケルソンは悪用と思っています)するのではなく、ゴルフの精神を学んでいくことが本物のゴルファーといえると思います。