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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

本当に実戦に役立つ練習のポイントはこれ!〜上達シリーズ第39回

ラウンドでは、球は一球しか打てません!

しかし、練習では失敗しても、何発でも打てます。練習場で、ショットの練習をする時にどのような実戦的な練習をしていますか?

今回は、ミスの許容範囲を考えながら、より実戦に役立つ練習方法を考えます!

練習をする目的は何? 何のために練習するのか?

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練習場では、たまに完璧なショットが打てても、そのショットが実戦で打てる保証はありません。
それでは、何を考えて練習をすれば良いのでしょうか?

自分がある程度納得するショットが、実戦で少しでも打てるようにその確率を高めること!

しかし、その際には、自分なりに許容範囲を設定して、その範囲であれば良しとすることが必要です。

完璧なショットではなくても、そこそこのショットを常に打てるようになることです。

ただし、その練習の仕方は、何も考えずに球を打てばいいというものではありません。

より実戦で役立つ練習法!

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練習場で、クラブを変えた直後の1球目はどんなショットが出ますか?

完璧なショット? 許容範囲だがややミスショット? 完全なミスショット?

練習場では、仮にこの1球目でミスショットが出ても、何球か打ち続けていると完璧なショットも出てきます。

しかし、それで実戦に役立つでしょうか?

実際のラウンドでは、基本的に同じクラブを続けて使うことはありません。

しかし、練習場では、同じクラブで何回でも打てます。

最初はミスが出ても、2発目、3発目と打ち続けていると、そのうちナイスショットが出てきます!

これで、良い練習になるのでしょうか?

練習場でクラブを変えての1球目が本番での出球!

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練習場でスイングの形を作るのであれば、9番アイアンや7番アイアンなどで、集中して練習するでしょう!

しかし、スイングの形ができてきて、ある程度の腕前になったら、クラブを変えたその1球目に、ミスが許容範囲内に収まるショットを打てることが必要です!

なぜなら、この1球目のショットこそ、実戦ラウンドでそのクラブのショットになる可能性が高いからです。

そのために、クラブを変えた1球目は、本番のつもりで真剣に打ちたいものです。

そして、ある程度の腕になったら、1本のクラブで何球も打つのではなく、1球ごとにクラブを変えて、最初の1球目が本番だという気持ちで練習しましょう!

より実戦で役立つ練習…1球ごとに状況を変えて打つ!

仮に、1本のクラブである程度の球数を打つ時にも、状況を変えて打つようにしましょう!

ドライバー以外なら、たとえば3番ウッドから下のクラブで、低いティーアップした球と、マットの上の球を交互に打つことをやってみてください。

これだけでも、ショートホール(パー3)のティーショットとセカンド(2打目)以降のショットの練習になります!

これで、ショットに対する気持ちが1球ごとに変わってくるのがわかると思います。

常に、1球目のつもりで目の前の球を打つ。

その真剣練習が、いざラウンド本番で大ミスをしないショットにつながると思います。

ぜひ試してみてください!