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初心者

LITTLE RED BOOK

【126切り講座】なぜ初心者はリカバリーショットで無理をしてスコアを崩すのか?

「126を打たないゴルフ」を目指している皆さん、調子はいかがですか?

皆さんはリカバリーショットで無理をして、そこからスコアを崩した経験はありませんか?

なぜゴルファーはミスした後、一発逆転のリカバリーショットを狙ってしまうのでしょうか?

今日はミスした後の「一歩引くマネジメント」の大切さについて考えてみましょう。

ドライバーでチョロした後、3番ウッドで起死回生の一打を狙っていませんか?

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ドライバーでチョロしてしまった・・・。

私たちアマチュアにはよくあることです。

しかし初心者と上級者では、そのあとの処置に大きな違いがあります。

初心者はドライバーでチョロした後「3番ウッド」を握る人が多いのです。

恐らく飛距離の出る3番ウッドで、ミスを帳消しにしようと考えているのでしょう。

しかし、ラフに沈んだ球を3番ウッドで打つのは容易なことではありません。

初心者はドライバーでチョロした後、3番ウッドで起死回生の一打を狙って、そこからスコアを崩しているのです。

林の中から狭い空間を狙って、球を木に当てていませんか?

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ドライバーショットが曲がって、球が林の中に入ってしまった・・・。

これもアマチュアにはよくあることです。

しかし初心者と上級者では、脱出ルートの決め方に大きな違いがあります。

上級者は、一番安全で広い空間を見つけて、一旦フェアウェイに球を戻します。

初心者は、林の中から少しでも距離を稼ごうとして、目の前の木に当ててしまうのです。

そして球が跳ね返って、林の奥に入り込んでしまい、そこからスコアを崩しているのです。

失敗ショットは、次の1打では挽回できないのです。

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皆さんも思い当たることがあると思います。

失敗を帳消しにしたい。

失った飛距離を大きく挽回したい。

起死回生のリカバリーショットでみんなをアッと言わせたい。

しかしゴルフでは1回の失敗を、次の1打だけで取り戻すことは難しいのです。

1回「ごめんなさい」できるかどうかが、スコアの分かれ道です

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なぜ初心者はリカバリーショットで無理をするのでしょう?

それは、次の1打で最初の失敗をすべて挽回しようとするからです。

しかし私たちアマチュアは、起死回生のリカバリーショットが成功することはほとんどありません。

ミスショットして球をラフや林の中に打ち込んでしまったら、1回「ごめんなさい」をして、球をフェアウェイに戻して、次の1打で勝負してください。

これが、スコアメイクのための「一歩引くマネジメント」です。

このコラムを読んだ人は、次回のラウンドでをぜひ実践してみてください。

皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。