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ライフスタイル

しだしんご

やり方次第ではスコア崩壊?ラウンド前日の練習方法にご注意を!!

こんにちは♪

みなさんは、ラウンド前日はどのように過ごされていますか?

「仕事で練習もできないよ」という方や「ガッツリ300球くらい打ち込むゼ!」という方など、様々だと思います。

では、前日に練習するという方。せっかく練習しているのに、ラウンドでスコアが良くならないというのであれば、その練習方法が間違っているかもしれませんよ?

スイング修正は絶対にやめてください!!

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ラウンド前日に練習場に行って、実際にボールを打ってみると、予想以上に曲がったり、ボールに当たらなかったりして焦ることがあると思います。

「明日ラウンドなのに……。ヤバい」

そこで、何とか曲がらないように、スイングのあれこれに手を出して、「曲げないよう」「当たるよう」なスイングに変えようとします。

実は、これが非常に危険なのです。

スイング修正というのは、一朝一夕でできるようなものではありません。

しかも、ティーチングプロなどの第三者の目がない状態での修正は、「その場しのぎ」以外の何物でもありません。

いつもだったら当たるのに、ラウンド前日の練習で急に当たらなくなる。

これは決してスイングが急に悪くなったわけではなく、たまたまその日ストレッチ不足や様々な原因で「タイミングがズレているだけ」とだけ考えましょう。

もしラウンド当日にいつものタイミングで振れているのに、「昨日の練習で曲がったから」と前日の修正点を加えると、ボールがどこに飛び出すかわからなくなり、スコアメイクどころではなくなってしまいます。

前日練習では飛ばすことより「タイミングを合わせる」

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ついつい「タイミングを合わせる」や「ゆったりスイング」というタイトルで写真を挿入する際に、宮里藍さんばかりを選んでしまいます(笑)。

しかしそれくらい宮里さんのスイングにはまったく力感がなく、タイミングよく振り抜いておられます。

これくらいのイメージで、ゆったりとタイミングを取りながらフィニッシュまで振り切ることだけをイメージしましょう。

まるで素振りをしているかのようなイメージです。ゴルフは飛ばさないほうがスコアがいい場合が多いです。

タイミングさえ合えば、ボールには確実に当たりますし、それほど曲がらないハズです。

ハーフショットやアプローチ練習を重点的に

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フルスイング以外にも、タイミングを合わせるためのいい練習が、ハーフショットやアプローチです。

私もラウンド前日の練習は、ハーフショットやアプローチでほぼ8割の球数を割きます。

ドライバーで150ヤードを狙って打ってみたり、7番アイアンで100ヤードを狙う。

ゲーム感覚でこういう練習をしておくと、ゴルフは「ボールに当てるゲーム」ではなく「ターゲットを狙うゲーム」であることが自然と理解でき、現場対応力も高くなります。

アプローチの重要性は、みなさんよく理解されていると思います。スコアの7割近くは「アプローチとパター」です。

前日練習でドライバーをガンガン振り回すよりも、自宅でアプローチやパターに時間を割いた方が、スコアにもお財布にもやさしいでしょう。

「模擬ラウンド」をやってみる

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前日の練習場で、ある程度体が温まったら、スコアカードを持参して「模擬ラウンド」をするのもオススメですね。

スコアカードを見て風景を想像しながら、本番と同じ気持ちでラウンドします。

そしてその模擬ラウンドが終わってスコアを見ても、「まあこんなもんか」でとどめておきます。

模擬ラウンドは、いいスコアを出すことが目的ではなく、あくまで「本番の雰囲気を事前に肌で感じることが目的」です。

決して修正しようと躍起になることだけはやめましょう。

当時にぶっつけ本番でラウンドするよりも、事前に模擬ラウンドをしておくだけでも、当日の不安は軽減されると思います。

月に1度ゴルフに行けるか行けないかという、ラウンド数の少ない方に、特にオススメしたい練習方法です。

お試しください♪