Gride

gettyimages/674852498
getty

ゴルフクラブ

タイガー

アマチュアにロングアイアンは必要ないのか?

タイガーです。

女子プロの試合を見ていると、ロングアイアンを使っていない事が多いですよね。

アマチュアの中でも使う人が減ってきたかもしれません。

もうロングアイアンは必要ないのでしょうか。

ユーティリティーのメリット

getty

ロングイアイアンが使われなくなった理由として、ユーティリティー(ハイブリッド)といったクラブが出現したことが挙げられます。

ユーティリティーというクラブはどういったクラブなのでしょうか。

ユーティリティーは比較的新しいクラブで、アイアンとフェアウェイウッドの中間のクラブというのがイメージしやすいです。

アイアンよりも重心の位置が低く球が上がりやすいのが特徴で、力がなくても飛距離が出やすい構造です。

またフェアウェイウッドよりもシャフトが短く設計されているので、打ちやすさも備えています。

アイアンよりも飛距離が出やすく、フェアウェイウッドよりも打ちやすいのがユーティリティーなんです。

ちなみにユーティリティーにはアイアン型とウッド型があるのですが、主流となっているのはウッド型です。

男子プロはなぜロングアイアンを使うのか

getty

女子プロのロングアイアン使用率はかなり減っていますが、男子プロはまだまだ使用している割合が高いです。

それはロングアイアンが操作性の高いクラブだからです。

海外の男子の試合を見ていると、とてつもなく長いラフや難しいピンのポジションが多いですよね。

こういった場面を切り抜けるためにも操作性の高いアイアンを使う必要があるのです。

ロングアイアンなら低い球や高い球、フックやスライスを打ち分けることができます。

またユーティリティーは距離が出る分、ランも出やすいのでグリーンで止まりにくいというデメリットもあります(ロフトや番手によります)。

男子プロの過酷な試合環境やスイングの安定性があるからこそ、ロングアイアンを使うわけです。

アマチュアにロングアイアンは必要ないのか

getty

アマチュアは、男子プロのような難しいラフから打つことはほとんどないです。

もちろんスイングにもプロと同じだけの安定性はありません。

ですから絶対に必要かどうかと聞かれたら、「必要ない」が結論です。

女子プロがロングアイアンを使っていない事を考えても、ユーティリティーなどのクラブに変更するほうがよさそうです。

僕がロングアイアンを入れている理由

getty

僕は14本のクラブの中に、4番アイアンと5番アイアンを入れています。

その2本はロングアイアンではないという指摘もありそうですが、個人的にロングアイアンと考えています。

この2本を入れている理由は、フェースを見慣れているから、そして打てたらかっこいいからです。

まず他のアイアンとフェースが同じなので、構えた時に安心感があります。

僕はそもそもウッドがあまり得意でないので、ユーティリティーのヘッドを見ると緊張してしまうのです。

また、ロングアイアンを打てたらかっこいいと思って使っています。

難しいと言われているクラブでピタッと寄せたい、という気持ちは練習の時のモチベーションになります。

必要はないと結論づけましたが、ロングアイアンが好きだという人は無理に外す必要はないと思います。

楽しいゴルフを意識してクラブを選んでみるのもいいのではないでしょうか。