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初心者

もーりー

たった1°のズレで100ヤード先では1.5メートル以上曲がってしまう!?

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

ゴルフでまっすぐ飛ばすのは至難の技!

だってアドレスの方向やフェース面がたった1°ズレただけで100ヤード先では約1.5ヤードは曲がってしまうのだから…。

たった1°ズレただけで…

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最近、記事の中で『インパクトでフェース面がターゲットに対してスクエア(90°)になるように!』という内容を連発してきた私。

でもよくよく考えてみると、正しくは『ターゲットに対してほぼスクエアになるように!』なんですね~。

この『ほぼ』というのがポイントです。

だって人間だもの。

インパクトで寸分の狂いなく、ターゲットに対してフェース面が毎回スクエアの90°ジャストにクラブを振り下ろすなんて不可能なのです。

ちなみに計算上では、ターゲットに対してのアドレスの向きやフェース面が1°ズレただけで、ボールは100ヤード先では約1.5メートル(正確には1.6メートルだったかも…)も曲がってしまうのだそうです(私、バリバリの文系で物理がチンプンカンプンなので細かい計算は割愛させていただきます)。

編集部注:下図ご参照ください。

ドライバーショットなら20~30ヤード曲がっても許容範囲!?

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でもズレの誤差が1°以内に抑えるのもこれまた至難の技です…。

ちなみにアマチュアは、体の向きやフェース面の誤差がスクエアに対して5°以内に収められると合格! ということのようです(5°以内なら、なんとかなりそうですね)。

そうすると、スイング中にアドレスの方向やフェース面の向きが3~5°ズレると200ヤード先では10~15ヤードズレるということになります。

さらにボールにはサイドスピンやバックスピン、さらに風向きなんかの影響でも曲がるわけでして、これらのの影響による曲がり幅は一般的に飛距離の5~7%位(場合によっては10%)になるとも言われています。

さあ、今挙げたさまざまな要因をすべて合わせるてみると…。

アマチュアがドライバーショットを打つ場合、20~30ヤードの曲がり幅は想定しなければならない、言い換えれば、ドライバーショットは左右に20~30ヤード曲がるのはミスの許容範囲だということになります。

曲がるのが当たり前! ミスの許容範囲を広げるのもアリ!!

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『プロゴルファーなのに、ドライバーショットをどうしてフェアウェイの端っこギリギリにしか打てないんだろう。フェアウェイど真ん中に打てないもんなのかなー?』

失礼な話ですが、私は初心者の頃にプロの試合をテレビで見ながら常に疑問に思っていました。

しかし、少しはゴルフがわかった今では考え方が変わってきました。

体の向きとフェース面とスイング軌道がたった1°ずつズレただけで計3°のズレ。

そりゃあプロゴルファーだってドライバーショットはターゲットから10メートルズレたって『ナイスショット!』ですよね。

プロでもそんな感じなのに、アマチュアはというと、まっすぐ飛ばすことにこだわり過ぎて逆にハードルを上げまくっているような気がします。

とくにラウンド中は、ショットがとにかくフェアウェイやグリーンのエリア内にあればまずはOK! くらいでいいかもしれません。

曲がるのが当たり前! ミスの許容範囲を広げるほうが、スコアアップや上達への近道かもですね!

それでは、また!