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ゴルフクラブ

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M3&M4、“ツイストフェース”の恩恵を受けられる人、受けられない人

こんにちは!

ナイスショットしていますか?

今日は、テーラーメイドのドライバーに搭載されている“ツイストフェース”についての記事です。

どんなんかな?

それでは行ってみよう!

ダスティン・ジョンソンが433ヤードであわやホールインワン

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マスターズでもドライバーでテーラーメイドのM3、M4を使用している選手は多いですが、ダスティン・ジョンソンもその一人。

そして1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは、433ヤード(パー4)であわやホールインワンというスーパーショットを見せました。

さて、今回のモデルから搭載されているツイストフェース。

メーカーとしては、飛距離性能もさることながら曲がらないという事をセールスポイントとして強調しています。

曲がらない安心感から思いっきり振っていった結果、ダスティンのあのショットが生まれたのだと思います。

ツイストフェースのテクノロジーとは

アマチュアゴルファーのドライバーショットのデータ50万発分を収集し打点を分析した結果、「ハイトウ」と「ローヒール」で打っているゴルファーが多い事が分かった。

ハイトウとローヒールで打つとボールは曲がる。その曲がり幅は最大14ヤードにも及ぶ。

ハイトウで打つと低弾道フックになりやすい。それはフェースがかぶってロフトが立ち
やすいからである。

ローヒールで打つと高弾道スライスになりやすい。それはフェースが右を向き、ロフトが寝る傾向があるからである。

では、それらを軽減するためにはフェースを捻じればいいという理論から生まれたフェーステクノロジーなのである。

実際にツイストフェースの恩恵を受けられる人と受けられない人

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私が試打してみて感じた事は、確かに曲がらない、曲がり幅が少ない。

これはそんな気がするというものではなくて、明らかに曲がり幅が少ないと感じました。

しかし・・・。この曲がらないドライバー、アマチュアゴルファーの強い味方となるのでしょうか?

私の私感ですが、このツイストフェースのテクノロジーの恩恵は、受けられる人と受けられない人がいるのではないかという事です。

最低条件としてフェースを自分でスクエアに戻してくることができる人。

こういう人にとっては恩恵が受けられ強い味方になると思います。

初心者でフェースがスクエアに戻せない人にとっては、さらに曲がりがひどくなると思います。

カット打ちで振り遅れ気味にハイトウで打ってしまうと、フェースが開き、寝ているためにプッシュスライスがひどくなり、ローヒールで打つと低弾道のフックが出てしまう。

設計とはうらはらに逆球が出やすいと思います。

実際に初心者の方に打ってもらうとそのようなボールが出ました。

自分は恩恵が受けられるのか、そうではないのか? 安い買い物ではないので、失敗はしたくないですよね。

実際に購入を検討されている方は、必ず試打をして結果を確認する事をお勧めします。