「出世したければゴルフやったほうがいいよ」これ本当！？

こんにちは、ライターのとやです！

「出世したければゴルフはやっておいたほうがいいよ」なんて言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。

実際に社会人となってゴルフをしていること、これは出世へのアドバンテージになるのでしょうか！？

正直ゴルフを「楽しみ」としてとらえている方もいれば「出世への道具」という認識の方もいるでしょう。

ライターとやの周りの人にいろいろ話を聞いてみました。「出世したければゴルフはしたほうがいい」これ本当！？

「接待ゴルフができる/できないの差はあるかもね」

本当はゴルフって全然好きじゃないんだけど、実際会社にいると接待でゴルフをする機会って当然あるよね。

そこで、アイツはゴルフしないからコイツにやらせてみるか、なんて話にもなるわけ。

取引先とゴルフを一緒に回ると、何時間も一緒にいるから仕事の話だけじゃなくていろいろな話もするんだよね。

直接仕事の利益は上がらなくても、「この営業さん、若いのになかなか気が利くね」って思わせれば、それだけ仕事のチャンスは増えたりする。

もちろん失敗すればそれっきりになってしまうけれど、接待ゴルフができない人はそもそもの可能性がない。

差がつくことがあるのはそのくらいなんじゃないかな？

（会社役員のDさん/44歳）

「段取り上手な幹事は高評価」

取引先とか接待とかはまったく関係ない職業なんだけど、職場でゴルフ好きを集めてラウンドします。

で、そのときに若いのが幹事というか取りまとめをするんだけど「段取り」が抜群に上手い子とかは高評価ですよね。

トラブルがあってもちゃんと処理してくれたり、時間の使い方、メンバーの組み合わせとかも細やかな気遣いが感じられることもあります。

もちろんゴルフをしているからって出世が早いわけではないかもしれないけれど、ゴルフのときの段取りが良かった、とか細やかな気遣いが感じられる、っていう姿は見ています。

そうなれば仕事がしやすくなるかもしれませんよね。けど逆に幹事で手際の悪さを見せてしまうと評価が下がることもありますよ（笑）。

（公務員のHさん/56歳）

「自営業だとゴルフができないと話にならないかも」

うちは自営業だから、お客さんに誘われたり、情報交換で付き合いのゴルフがあったりします。

「出世」っていう概念がない家族経営の自営業だけど、自営業の場合はゴルフができなきゃ話になりません。

ゴルフが上手である必要はないけど、110くらいで回れる実力さえあれば大丈夫。

なので普段は練習もしないしゴルフは下手だけど、お客さんとの関係を円滑にするにはやっぱり必要だと思います。

まぁゴルフをまったくしなければ、ゴルフのお誘いがないだけなんで仕事が減るとかはないかもしれませんけどねぇ。

でもゴルフ好きな社長のとこからは結構仕事もらってますからね・・・。

（自営業のAさん/36歳）

「ゴルフで人となりを見る、なんて嘘だけど・・・」

よく「社会人になったらゴルフをしろ。取引先や上司はゴルフでその人となりを見ているんだ！」

なんてのを見かけるけど、あんまり見てないよ（笑）。

そういうのを見てる人もいるかもしれないけど、ムッとしたり愚痴りたくなる気持ちも分かるからねぇ。

でも出世の話になるとゴルフはやっておいた方がいいかも。

だって僕ら（支店長クラス）と入行したての若いのが長い時間を一緒に過ごせば、顔も覚えるし、家族の話もしたりするじゃない。

全然知らないやつと、一緒にゴルフ行った子、どっちか上げなきゃいけないってなれば知らないやつを上げようとは思わないでしょ？

（銀行員のSさん/50歳）

ゴルフをした方が出世は早い・・・かもしれない

さてさて、ライターとやの周りの人からの意見を聞いてみました。

ゴルフで怒りまくって周囲に不快な思いをさせるようなことさえなければ、ゴルフはやっておいて損はない、という意見ばかりでした。

長い時間一緒にいて、いろいろな話をしていく中で人間関係を良好にしてくれる効果がゴルフというスポーツにはあるようですね。

最後に、インタビューに答えていただいた会社役員のDさん。

「そういえばゴルフは経費で認めてもらえるのに、なんで船釣りは認めてくれないんだ（怒）」と憤慨してらっしゃいました。

またそれは別の機会に考察でもしてみたいと思います・・・（汗）。