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100年に一度の大幅改正!?2019年からのゴルフ新ルール 【 バンカーショットを打たなくなる?編 】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

今回は、以前紹介した、2019年から施行予定のゴルフルール変更についての続編です。

100年に一度の大幅変更と言われる今回のルール改正。

皆さんもぜひチェックしましょうね!

※3月12日にR&AとUSGAにより発表された内容を元に、3月19日に加筆・訂正しました。

ドロップは膝の高さからでOK!

ラウンド中に、救済処置が受けられてボールを移動できるケースがありますよね。

ただ、その救済処置の手順というのが結構ややこしかったりします。

ニアレスポイントから、状況に応じて1クラブレングスもしくは2クラブレングスの範囲内でのドロップ、そしてドロップは肩の高さからボールを落下させなければなりません。

ドロップしたボールが転がり過ぎたら再ドロップしなければならず……と、ここで書いてるだけでも、ややこしくて仕方ありません。

今回のルール改正では、救済処置も『よりシンプルにわかりやすく』の趣旨のもと、かなりの変更が予定されています。

まず、あいまいでわかりにくい、『クラブレングス』ですが、

・2クラブレングス→80インチ以内
・1クラブレングス→20インチ以内

と、範囲が明確になる予定です。

→パターを除くバッグ内のクラブの中で最も長いものを基準とすることになりました(3月19日加筆)

それと、一番大きく変わるのがボールのドロップの方法。

現行は肩の高さからボールを落下させなければならなりませんが、改正後は高さの制限がなくなります。

ボールを直に地面(芝)に置くことはできませんが、ボールと地面の間にわずかでも空間があればドロップと認められます。

→膝の高さからドロップすることになりました(3月19日加筆)

プレーヤーはボールを地面から数センチの高さから落下させることができる、つまりは良いライからのショットでプレーを再開しやすいわけです。

現行ルールに比べれば、かなりプレーヤーに有利に働くことは間違いないですね。

バンカーショットを打たなくなる?

「えっ、バンカーを打たなくて良くなるの?」

バンカーが苦手な人は思わずこう口走ってしまうかもしれませんね。

でも実際に条件付きではありますが、バンカーショットを打たなくても良くはなります。

現行では、バンカー内でアンプレアブルを宣言すれば、1罰打を加算して同じバンカー内にボールを移動できます。

変更案では、同じようにアンプレアブルを宣言後に2罰打加算すれば、ボールをバンカーの外にリプレースできるようになります(ただしピンとバンカー内のボールを結んだラインの後方になります)。

これは、何球打ってもバンカーから脱出できない、という初心者には朗報かもしれません。

とはいっても、ボールをバンカーから出すのに2罰打を払うのはけっこう痛いです。

バンカーから一発脱出できるように練習したほうが良さそうですね!

まとめ

getty

2019年から間違いなく変わるだろうと思われるルール変更案の一部について、2回にわたりご紹介させていただきました。

代表的なものをほんの少しだけご紹介しましたが、かなりの変更に驚いた皆さんも多いのではないでしょうか。

ゴルフルールというと、上級者や競技ゴルフに出場する人が詳しく覚えるもので、アベレージゴルファーはなんとなく理解していればいい……と思われているかもしれません。

しかし、今回の変更案はプレー時間の短縮やルールの簡素化を明らかに意識した内容です。

なので、初心者やアベレージゴルファーにこそ覚えてほしいですね。

この新しいルールを知って正しい処置ができれば、スコア的にも確実に有利に働くはずですから。


というわけで今回はここまで!

それでは、 また別の機会にお会いしましょう!!