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ゴルフクラブ

Nick Jagger

PWとSWの間はどうする?3本目のウェッジの選び方!

時代とともにクラブセッティングも変わってきました。

ロングアイアンが姿を消し、代わりにユーティリティクラブやショートウッドをバッグに入れることが普通になりました。

それはやさしさを求めるアマチュアゴルファーだけでなく、プロゴルフ界、特に女子ツアーでも顕著に見られますよね。

そして、かつてウェッジと言えば、ピッチングウェッジ(以下PW)とサンドウェッジ(以下SW)の2本でしたが、今やウェッジは3本が当たり前です。

この「ウェッジ3本時代」を生み出したのが、ジャンボ尾崎だということを知っていますか?

今から約30年前、当時ジャンボが使用していた「ブリヂストン・ジャンボMTNIII」というモデルにP/S(ピッチングサンド)という番手が加わりました。

豪打だけではなく、ショートゲームにも定評のあったジャンボが数々のミラクルチップインを見せてくれたクラブです。

当初はプロ、上級者の番手でしたが、徐々にアベレージクラスにも使用者が増えてきました。

というのも、通常PWのフルショットが120ヤード、SWのフルショットが80ヤードというアマチュアゴルファーにとって、100ヤード前後という距離はPWのコントロールショットをするしかありませんでしたが、100ヤードの距離を打てるクラブがあれば、それに越したことはないですよね。

つまり、PWとSWのギャップを埋める「ビトウィーンクラブ」としてGW(ギャップウェッジ)が生まれたのです。

ストロングロフト化が進んだアイアン

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ギャップウェッジは「アプローチウェッジ」(AW)とか「ピッチングサンド」などと呼ばれていますが、前述のようにPWとSWの間のクラブです。

しかし、最近は「飛ぶアイアン」といううたい文句のアイアンが各メーカーから発売されています。

飛ぶアイアンとは、簡単に言えばロフトが立った(ストロングロフトの)クラブです。

例えば、従来の5番アイアンに“6”とか“7”と刻印を入れるようなものです。

最近のクラブ事情にあまり詳しくない人は驚くかもしれませんが、今のPWのロフトは44~46度が主流です。

さらに、「飛ぶアイアン」とカテゴライズされるものは、40度以下のロフトになっているものもあります。

かつては47~48度がスタンダードだったPWは姿を消そうとしています。

まずは現在使っているPWのロフト角を考えて、3本目のウェッジを選ぶことにしましょう。

ギャップウェッジの選び方

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PWのロフト角が44~45度、SWが56~58度とすると、この2本のクラブの間のギャップ、およそ30~50ヤードくらいの距離を埋めるクラブとして、ロフト角48~52度のGW(AW)を選ぶのが普通です。

例えば、50度のGWのバウンス角はSWよりも少し小さくて6~12度くらいが一般的で、ソールの幅はSWよりも若干狭くなっています。

GWといえば52度だと思い込んでいる人も多いでしょうが、44~45度のPWを使用している人には、50度くらいの少し立ったGWがクラブセットの流れの中で、ちょうどビトウィーンクラブになるのです。

SWやGWはショットの打ち方も多様ですので、フェースを閉じたり、開いたりすることもあるでしょうから、その使用方法によって、好みのソールやリーディングエッジの形状も変わってきます。

バンカーショットや深いラフからのショットに多用するならば、バウンス角が少し大きめのクラブ、フェアウェイやカラーからスピンの効いたボールを打ちたいならば、バウンス小さめのクラブを選ぶといいでしょう。

少し重めのクラブを選びましょう

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クラブの重量はモデルによって大きな差がありますから、アイアンセットからの流れを考慮して選びましょう。

シャフトがカーボンや軽量スチールシャフトを装着した軽いアイアンセットであれば、GWも総重量が450グラム程度の軽めのGWを選んだほうが良いという考えもあるでしょう。

一方、コントローショットが多いウェッジでは、そうしたクラブの流れよりも、多彩なショットが打ちやすい460グラムのくらいの重めのクラブを選んだほうがいいという考え方もあります。

ウェッジというクラブは圧倒的にスチールシャフトが多いですが、軽めのクラブであれば、N.S.プロ系のシャフトが装着されたもの、重めのクラブであればダイナミックゴールドが装着されたクラブをチェックするといいでしょう。

また、最近のウェッジはどのモデルもルール適合でもバックスピンがよくかかるスコアラインになっていますから、そうしたスペックも確認しておきましょう。

短いミドルホール(パー4)のセカンドショットやロングホールのサードショットなど、80~100ヤードくらいのショットでの使用はもちろんのこと、GWはグリーン周りからのアプローチショット、距離のあるバンカーショットなどにも応用できるクラブですので、じっくり選べば、スコアアップのお助けクラブになることでしょう。