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ゴルフスイング

もーりー

パットの方向性は「フェースの向き」で決まる!

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターの もーりー です。

ショートパットを右に左に外して3パット連発…。

なんてことにならないように、パットをまっすぐに打てるようになりたいですよね。

パットをまっすぐ打ちたいなら、気をつけるべきは「フェースの向き」です。

バットの方向性を決めるのは「フェースの向き」

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ドライバーにしろアイアンにしろ、スイング軌道によって球筋に変化が出ますよね。

ただパッティングの場合は、スイング軌道についてはあまりとやかく言われませんよね。

どうしてかといえば、パットについては方向性を決めるのはスイング軌道ではなく、インパクト時の「フェースの向き」だからです。

乱暴な言い方をすれば、どんなスイング軌道であっても、インパクトでフェースがまっすぐになっていれば良いのです。

ちなみに2メートル先のカップに向かってパットをする時に、理論上はフェース面が1.5度ずれただけでカップから逸れてしまうそうです。

15度じゃないですからね。1.5度です!

ですから、まずはアドレスで構えたとおりのフェースの向きでインパクトできているかをチェックしましょう!

フェースをまっすぐに向ける動きはパターの種類によって変わる

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パットの方向性はインパクトのフェースの向きが肝心なので、スイング軌道はアウトサイドインでもインサイドアウトでも構いません。

ただ面白いのは、昔からの理論どおりにフェースを開閉させながら打つほうが、インパクトでフェースがまっすぐに戻りやすいというデータもあります。

長くゴルフをされているベテランさんが『パットも必ずフェースを開閉させなさい』とよく言うのは、利にかなっているわけです。

ただ、パターの種類によってはスイング軌道に合う・合わないがありますから、注意しましょう。

フェースが返りやすいピン型やL字型のパターの場合は、インサイドアウト軌道のスイングが合います。

フェースがテークバックで緩やかに開き、インパクトでまっすぐ、そしてフォローで緩やかに閉じる動きになります。

マレット型やセンターシャフトのようなフェースが返りにくいパターを使う場合は、アウトサイドイン軌道が合います。

テークバックからフォローにかけてフェースの開閉を使わない打ち方になるので、アウトサイドイン軌道でも、インパクトでフェースはまっすぐ向きやすくなります。

パターの種類を変えることでまっすぐ転がるようになることも

反対にアウトサイドイン軌道なのにピン型のパターを、インサイドアウト軌道なのにマレットタイプのパターを使っていると、インパクトでフェースの向きが合わせづらくなります。

インパクトでフェースの向きが安定しない、すなわちパットの方向性が悪くなります。

スイング軌道に不釣り合いなパターを使っている場合は、打ち方を変えるのではなくパターを入れ替えるだけで、まっすぐ転がるようになることも多いです。

最近流行っているからといって、ネオマレット型のパターに変えたとたんに方向性が悪くなったというあなた。

インパクトの「フェースの向き」と軌道がインサイドアウトの打ち方になっていないか確認してみてくださいね。

それでは、また!


(写真はテーラーメイド社のネオマレットパター“スパイダー”)

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