Gride

gettyimages/144292013
getty

ゴルフクラブ

Golf72

あなたの好みは?ステンレスアイアンと軟鉄アイアンの違い

アイアンのヘッド素材は大きく2つに分かれます。ステンレスと軟鉄です。

一体どんな違いがあるんでしょうか?

それぞれの特徴を見ていきましょう。

まずは素材から

getty

アイアンに買い替えようか検討する際に皆さんが一番注目する点は何でしょうか?

シャフトや、ヘッド形状に注目が行きがちですが、まずは素材から選んでみるもの面白いですね。

同じポケットキャビティ―アイアンでもステンレス製か、軟鉄製という違いで使い勝手や、値段などなど大きく変わってきます。

素材選びから注目してみるとアイアン選びも一段と楽しく(複雑に)なりますよ(笑)。

以下で解説しますので、参考にしてみてください。

ステンレスアイアンの特徴は?

ステンレスは聞きなれた言葉ですね。

ステンレス製の〇〇という物が身の回りにはたくさんあります。ステンレスの最大の特徴は錆びない!

英語で表記するとstain(錆) less(ない)という表記になります。

ステンレスアイアンの特徴(傾向)は、

〇錆びないので手入れが簡単
〇反発係数が大きいので飛距離アップ
△素材が硬いのでライ角調整などができない ※一部できる種類もあり
△球離れが速く感じる

扱いやすく、やさしめのクラブに使われることが多いのがステンレスです。

そのため、初心者や飛距離が落ちてきたご年配の方が好んで使うことが多いです。

軟鉄アイアンの特徴は?

軟鉄という言葉はゴルフ以外ではほとんど聞きなれないと言葉だと思います。

また、フォージドという言葉とセットで語られることが多いのが軟鉄です。

フォージドとは、鍛造という製法を指し、熱した素材に圧力をかけながら成形していく製法の事です。

そのため、素材自体は柔らかいのに丈夫というアイアンが作れるんです!

(ちなみに、ステンレス素材のフォージドアイアンも存在します)

軟鉄アイアンの打感が好きでやめられないというのはそこがミソなんです。

軟鉄アイアンの特徴(傾向)は

〇打感がいい
〇自分好みにライ角調整可能
〇操作性が高い
△ステンレスに比べ飛距離が落ちる
△ステンレスに比べスイートスポットが狭い
△こまめな手入れが必要

アメリカのツアープロはステンレスアイアンを好むという噂もあるので一概に言えませんが、私は断然軟鉄アイアン派です。

ただ、100を切るまではやさしめのステンレスアイアンを使っていました。

100が切れたら軟鉄アイアンを買うという目標を立ててもいいかもしれませんね。