Gride

(c)GettyImages/Scottshotz

初心者

もーりー

冬はスイングの土台づくり!練習場ではドライバーを封印!?

毎日寒い日が続いていますが、そんな寒さにも負けずに打ちっ放し練習場に足を運んでいる熱心なゴルファーの皆さんも多いことでしょう。

でもその打ちっ放し練習場でどんな練習をしていますか?

暖かい時期と同じようなメニューで練習をしていませんか?

冬のドライバーショットの練習はスイングを崩す?

getty

冬なのにドライバーショットを中心に練習しているのであれば、ちょっと見直したほうがいいかもしれません。

どうしてか。

冬は気温が低くて全体的に飛距離が落ちます。

ドライバーがいつもより飛ばないとどうなるか。

飛ばそうという意識が強くなり、力みなどからスイングを崩しやすいです。

重ね着をしていて体が動かしにくいので、大きなスイングはしづらいですしね。

それに何より寒さで体が硬くなっているため、ドライバーショットのような大きなスイングを急に行うとケガをしやすいです。

冬はドライバーやフェアウェイウッドなどの長い番手の練習に適さないわけです。

どうしてもドライバーを打ちたいのであれば、練習の中盤から終盤にかけて体が温まったのを確認してからにしましょう。

プロもトレーニングと基本練習を重視

getty

では、冬はどういった練習をしたらいいのでしょうか。

一番わかりやすいのはプロ野球選手ではないかと思います。

プロ野球選手は春から秋にかけての長いシーズンが終わり、冬の間はオフシーズンを過ごします。

ただこの間もトレーニング(自主トレってやつですね)を行いますが、実戦練習はほとんどやらないです。

その代わりに、ランニングや筋トレなどの体力強化や、キャッチボールなどの地道な練習ばかりを行っています。

冬のうちにシーズンを戦い抜くための体力作りや、基本の反復を行うことでフォームを改良したりしているわけです。

プロゴルファーも同じような感じです。

試合のない冬の間に基礎トレーニングで体力強化をしますし、練習もスイング改良やショートゲーム中心で長い番手はあまり手にしないのではないでしょうか。

なかには、冬の間はひたすらに片手打ちのアプローチばかりを練習しているトッププロもいるようです。

冬はスイングの土台づくりをしよう

getty

我々アベレージゴルファーも、春から秋の気候がいい時期にラウンドをたくさんしますので、冬はプロと同じくオフシーズンととらえていいんじゃないでしょうか。

なので冬の練習は、プロと同じくスイングの土台づくりを念頭に行うといいと思います。

スイングづくりにいいとされるのはハーフショット。

ピッチングウェッジやショートアイアンで行うといいでしょう。

小さいスイングだと、冒頭に話したケガのリスクや体の負担も少ないので、冬の練習にはぴったりです。

100球打つとすれば、70球くらいはハーフショットばかりでもいいくらいです。

残りの30球もショートアイアンを中心に打つようにして、ドライバーは打たずに封印するくらいのつもりで取り組みましょう。

あと体力強化ということで、練習前にランニングや筋トレを行うのもいいでしょう。

ランニングや筋トレだと体の負担が大きいようでしたら、ウォーキングやストレッチでもいいと思います。

冬のうちにしっかりスイングの土台づくりを行って、春以降にライバルに差をつけましょう!