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初心者

もーりー

感覚や感性は練習や経験の数で磨かれる

ゴルフ番組などでショットを打った後にポイントを聞かれたプロゴルファーがよく言うセリフ、

「そのへんは感覚で打ってますね」

感覚やら感性、フィーリングって何なんでしょうね…。

感覚=センス?

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そもそも感覚やら感性ってどういうものなんでしょう。

さっそく辞書で調べてみました。

【感覚】


“美醜やよしあし、相違などを感じとる心の働き。センス。感受性。「日本人の感覚では理解しにくい」「感覚が鋭い」”

https://kotobank.jp/word/%E6%84%9F%E8%A6%9A-48495

「寒さで指先の感覚がない」などで使う“感覚”とは別ですね。

【感性】

“1 物事を心に深く感じ取る働き。感受性。「感性が鋭い」「豊かな感性」
2 外界からの刺激を受け止める感覚的能力。”

https://kotobank.jp/word/%E6%84%9F%E6%80%A7-49002

出典:小学館 デジタル大辞泉 


う~ん、難しい。

でも感覚=センスってことね、プロゴルファーの言う「感覚」や「感性」はセンスの欠片もない我々にはムリ…。

って、ちょっと待った~!!

(あくまでも私見ですが)私はこれには異を唱えたいんです。

私が思うのは…。

感覚や感性は生まれつきのセンスではなく、練習や経験で磨きがかかるものだと。

練習や経験を活かせるのが天才

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例えばメジャーリーガーのイチロー選手。

日本中いや世界が認める天才です。

そしてよく他の選手とはセンスが違うとか、感覚や感性が違うというようなことを言われます。

確かに素質やポテンシャルは最初から桁違いでしょう。

ただ、それだけではあそこまで上り詰められないと思うんです。

『イチロー選手は、我々凡人では計り知れない努力や練習に耐え続けることができるから天才で居続けるんだ!』

これは私の尊敬する方がよくおっしゃる言葉です。

努力に勝る天才はなし! ってことですね。

そして、凡人では計り知れない努力(練習)や経験から蓄積された膨大なデータが身体に染みついて、スーパープレーを生み出す感性や感覚が備わっているんだと思うんです。

あえて言うなら、練習や経験を感覚や感性として蓄積する能力。

これは天才とかその道を極めたと言われるヒトが持っている“センス”なのかなと思います。

感覚や感性は練習や経験の数で磨かれる

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話を戻しまして、冒頭のプロゴルファーの「そのへんは感覚で打ってますね」というのは、確かにテレビでの説明としては一見不親切に感じるかもしれません。

ただそのプロゴルファーは本当に口頭では説明できなかったんだと思います。

おそらくそのショットは凡人では計り知れない練習と経験で培った感覚で、本能的に打ったものだから!

ということで、我々アマチュアはプロゴルファーのような練習や経験を積むことは到底無理かもしれません。

ただ練習や経験を感覚や感性として培う意識は、大小の差はあっても誰もができるんじゃないかと思います。

もしテレビ番組なんかでプロゴルファーが「これは感覚ですね」なんて言っているのを観たら、そのシチュエーションを次の練習やラウンドで試してみてください。

最初は失敗しても、繰り返し経験することで感覚がつかめることでしょう。

感覚や感性は練習や経験の数で磨かれる!!

それでは、また!