Gride

ライフスタイル

PAR RUSH 01

“いつも80台を目指す「ラウンド日記」”第1回〜やはり謙虚さが大事だ!

今回から、新しいシリーズとしてゴルフの「ラウンド日記」を連載します。

ゴルフは、毎回調子が変わり、基本的に思い通りにならないものです!

一生懸命練習してラウンドも人並み以上にこなして、ゴルフの更なる上達を目指していますが、ゴルフは本当に奥が深く難しいスポーツで、なかなか上手くいきませんね。

毎回なぜ? を繰り返しています。

しかし、奥深いスポーツであるから叩きのめされても上達を目指して精進してラウンドを反省して次に備える!

この繰り返しですよね。その過程をご紹介しながら、その失敗と反省をする姿が皆さんのゴルフの向上に少しでもお役に立てばと思います。

なお、コース名をご紹介しないことがありますが、ご了承ください。

今日は、言い訳のできない絶好のコンディションの中でスタート……

久しぶりのコンペで幹事のため1組目でミドルホール(パー4)からスタートしました。

素晴らしいコースと素晴らしいコンディションの中で意気込んでティーショットしたら、いきなり右の林へ! ガクッ!

そこから出して3打目はやや薄く手前のバンカーに吸い込まれ、バンカーは出たが距離がありいきなりのダボスタートとなり、この先の暗雲が立ち込めました。

その後は頑張ってパーを取るも2オーバーで迎えたロング(パー5)で突然のシャンクが出て8を叩き、立て直そうと意気込んだショートでまたまたシャンクが出て池へ。

何とか3打目でグリーンに乗りましたが、3パットして痛恨のトリプルボギーとなりました。

2ホール連続のトリプルはさすがにダメージが大き過ぎます!

◆やはり、たまにシャンクすることがあるので、注意しながら練習をしてきましたが、ちょっと気を抜くとこれだと反省!

しかし、このままではダメだと気持ちを立て直して、その後はしのぎましたが、前半がパーかダボかトリという大荒れのゴルフとなったことで、踏ん張ったものの47で折り返すことになりました!

期する思いを持って後半をスタートさせたら……

前半は47。どんな状況でも80台で回るというゴルフの達成のためには、後半を最悪でも42で回らなければならず、崖っぷちに立たされたも同然です。

しかも、今日のこのコースは難しく、そんなにいいスコアは出ないことは知っていたので、「無理かな? でも何とか頑張りたい」と心に秘めて後半をスタートしました。

しかし、この気持ちはスタートホールのティーショットで打ち砕かれました。

ボールは右のフェアウェイバンカーで、左足上がりでボールは上げやすいもののアゴが近くとても残り距離でクラブを選べない状況だったからです。

しかし、謙虚な気持ちで放ったこのバンカーショットが会心のショットで、花道まで届かせることができ、さらにアプローチが1.5メートルに寄りこのパーパットを根性でねじ込みました。

◆何と、このフェアウェイバンカーからのショットが最初のホールで試練となり、後半を占うターニングポイントとなるショットになりました。

結果としてここから、エンジンがかかりました!

◆欲張らず、手前の良いところまで運べれば良いという謙虚な気持ちに、ゴルフの神様がご褒美をくれたのだと思います。

その後もバンカーから寄せワンでしのぎ、パーを続けて4番を迎えました。

このホールはハンディキャップ(HD)2のS字のロングホールで、ティーショットは右ラフの木を越していくのがベストポジションという難しいホールでしたが、まさにキャディさんのいう通りのショットを3回続け、何とか2パットに収めてここまで4連続パーとなりました。

トータルスコアを気にせずに1ホールずつを淡々とプレーして行きたいと思い……

さて、迎えた5番ミドルホールは距離は短いものの、昨年のラウンドでOBを打ちダブルパーを叩いた因縁のホールです。

ここで、言わなければいいのに「このホールは痛い目に遭ったんですよ!」と口に出してしまいました。

すると、ここまで安定していたドライバーのティーショットは右の林方向へ!

幸い2打目は何とか打てる場所でしたがやはり出すだけでこのホールはボギーとなりました。

◆言ってはいけないことを口にしたために意識して、結果としてボールが曲がったと思いました。

さて、ここでパーは途切れましたが、1ホールずつを意識せずに淡々とやっていこうと思い、次のロングホールのティーショットに臨みました。

しかし、やはりボギーを引きずりまたまたボールはやや右へ、松の枝に触ったように見えたので、心配しながらボールのところに行くと前が開いていて打てるじゃないですか!

そこからの2打目は少し左へ行きましたが、3打目を狙える位置でした。

そして、ここからの3打目はドンピシャでピンのやや左でワンピン!

これを入れたら再びパープレーに戻ると思って打ったら何と入りました! バーディ!!

6ホールを終わってイーブンになったのです。

今回のラウンドの最大の教訓がここにあります!

◆このバーディがそれまでの淡々と1ホールずつをこなしていくという気持ちのリズムを狂わせることになったのです。

謙虚にプレーしてきたのに、あわよくば後半はパープレーかも? という謙虚さを失った気持ちが次のショットに影響して、それまでの好調さが嘘のようにショートホールのティーショットはいきなりのシャンク、2打目はチョロ、3打目をやっと乗せるもピンの上で難しい下りのパットで痛恨のダボを叩きました。

こうなると、悪い流れを止められません。

次のミドルホールもやっとボギーという状況でパープレーどころか30台も赤信号となりました。

最終ホールは右ドッグレッグの短いミドルホールですが、ドライバーでナイスショットすると突き抜けて林に入る危険があり、3番ウッドを持ち何とか左の浅いラフで止めてセカンド(2打目)を乗せることができました。

ところが、ここまで厳しいパットを何度もしのいできたのに、最終ホールで痛恨の3パットとなり、上がり3ホールで4オーバーの40で終えました。

結果は、どんな状況でも80台の目標は達成できましたが、自分の心の中では何とも後味の悪いラウンドとなりました。

◆今回のラウンド日記の教訓は、状況がどのように変化しようとも「18ホールを謙虚な気持ちでラウンドすることが重要!」というものです。

たった一日のラウンドでもこのように刻々と移り変わる状況の変化と気持ちがスコアに影響します。

まさに波瀾万丈のラウンドでした!