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Gridge編集部

【速報!】テーラーメイドがローリー・マキロイと契約!

世界ランキング2位(2017年5月10日現在)、メジャー※4勝のスーパースター、ローリー・マキロイがテーラーメイドゴルフと契約したというニュースが入ってきました!

※マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権のこと。マキロイは全米オープン(2011)、全英オープン(2014)、全米プロ(2012、2014)を勝利。

世界ランク上位12人中6人がテーラーメイド契約に

マキロイは、昨年まではナイキと総合契約をしていましたが、昨年、ナイキがゴルフクラブ、ボール事業から撤退したことを受けて、クラブとボールの契約が宙に浮いていました。

そして今回の契約は、ドライバーからパターまでのクラブ14本からボールまでに及ぶものになりました(ちなみに、シューズとウェアの契約はナイキのままです)。

今回の契約で、世界ゴルフランキングのトップ3、上位12名中の6名が同社のクラブとボールを使用することになったとのことです(2017年5月10日現在)。

ローリー・マキロイ
「これから私が歩んでいく将来を確かなものにするために、テーラーメイドを選びました。市場に流通している数多くのクラブをテストし十分に熟考を重ねた上での決断ですが、私が手にしているギアに対してこれまでにないぐらいの興奮を覚えています」

昨年夏、1年かけてほぼすべての大手メーカーの製品をテストする予定があると明かし、8月のPGA ツアー、ザ・バークレイズの会場では、気に入った製品があれば長期契約を結ぶ用意があると述べていました。

そのおメガネにかなったのが、同社のクラブとボールだったようです。

「TP5x」ボールが契約を後押し

特に契約を後押ししたのは、「TP5x」ボールだったようです。

かつては、グリーン周辺でのアイアンのパフォーマンスでボールを選定していたマキロイですが、アイアンショット時の弾道や飛距離には満足していなかったようです。

TP5xボールをテストし、強い風の状況下でも優れたパフォーマンスを発揮し、安定したアイアンショットの弾道が得られたことが、ボール使用の決断につながりました。

TP5xボールは、直近のメジャー試合、マスターズで優勝したセルヒオ・ガルシアと2位のジャスティン・ローズが使用していた「TP5」と比較すると、やや高弾道、アイアンスピンが少なめのボールになります。

ドライバー、フェアウェイウッドは新M2

ドライバー、フェアウェイウッドは、新M2シリーズを使用します。

上の図がマキロイが新M2ドライバーを試打したときの弾道データです。

ボール初速:181マイル/時(約80.9メートル/秒)
打ち出し角度:12.3度
バックスピン量:2119回転/分
平均飛距離:キャリー315.8ヤード、トータル338.5ヤード

マッスルバックタイプのプロトタイプアイアンを使用

5番から9番アイアンまでは“RORS(ロールズ)プロト”アイアンを使用します。

3番、4番アイアンはP750ツアープロとアイアンを使用する予定です。

ウェッジは、ミルドグラインドウェッジ(48度、54度、60度)を使用する予定です。

今週のプレーヤーズ選手権から使用開始!

今週のPGAツアー、プレーヤーズ選手権では、以下のギアを使用する予定です。

新M2ドライバー(9.5度)
新M2ツアーフェアウェイウッド(13.5度、19度)
P750ツアープロトアイアン(#3、#4)
“RORSプロト”アイアン(#5~#9)
ミルドグラインドウェッジ(48度、54度、60度)
TP5xボール(ナンバー22)