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ゴルフスイング

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パット、アプローチがショートする人の、ある共通の動き“デスムーブ”とは?

パットやアプローチが打ちたいと思った距離よりショートしてしまう人の、ある共通の動き。

デスムーブ。

デスムーブとは、やってはいけない動きのことです。

発想を変えることで、距離感は合ってきます。

さて、どんな発想なのか?

それではいってみよう!

グリーン周りの30~50ヤードのアプローチ、ミドル~ロングパットがショートする。

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寄せワン、パーチャンス、2パットのパーチャンス。

ここまで持ってこれても、結果は大ショートでバンカーに入ったり、長いパットが残ってしまい ボギー、ダボ。

チキショー!

なんでなん?

そうなってしまうことが多い人には パター、アプローチにある共通の“デスムーブ”があるのです。

そのデスムーブとは?

共通するデスムーブ

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共通するデスムーブとは?

それは、テイクバックが大きく、速いことです。

テイクバックが大きい、テイクバックが速い。

これはセットで、テイクバックがゆっくり大きい人や、小さく速い人はあまりいません。

パットにしても、アプローチにしても、テイクバックが大きく、速い。

そこからリズムの速い切り返しで、ボールを打つ。

これが、アプローチが噛んだり、噛まなくてもショートする原因、パットのタッチが出ない原因です。

人間の感覚は鋭いもので、大きく速いテイクバックをしてしまうとそのテイクバックの大きさでは大オーバーすると判断してインパクトを緩めてしまい、フォローが出ないパットやアプローチになってしまうのです。

毎回、打ちたい距離に合わせてインパクトを緩めるのは至難の業であり、その結果がショートになるのです。

しっかりインパクトして、フォローを出すパットやアプローチが自動的にできないことになってしまいます。

ゆっくり小さいテイクバックのすすめ

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タイガー・ウッズのパットはテイクバックが世界一小さい。

どんな距離を打つ時もゆっくりとしたテイクバックで、右足を超えてテイクバックを大きく取ることはないです。

そこからしっかりとスイングして、ボールを打ちフォローの大きさで距離を打ち分けています。

テイクバックの大きさで距離を打ち分けるのではなくて、しっかりとしたスイング(パット)でボールを打ち抜き、フォローでボールを届かせる。

この発想がパット、アプローチともにショートしなくなる秘訣です。

仮に打ちたい距離を考えなかったとしたら、速く大きなテイクバックでは速く大きなスイングしかできないのです。

速く小さなテイクバックでは速く小さなスイングか速く大きなスイングしかできないのです。

ゆっくり小さなテイクバックであれば、ゆっくり小さなスイングも、ゆっくり大きなスイングも、速く小さなスイングも、速く大きなスイングもできるのです。

そして小さなテイクバック(打つ距離に最低必要な大きさ)はボールをしっかりヒットすることとフォローをしっかり出すことができるのです。

この感覚がわかってくると、ショートのミスは減ってきます。

なぜ速く大きなテイクバックになってしまうのか?

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これは、寄せたい、入れたいの欲でプレッシャーを感じて体が硬くなり、スイングのリズムが速くなるからです。

このクセを治すには少し練習が必要ですが、続けているとテイクバックを小さく、フォローを大きくして届かせようとすると、意識していなくてもヘッドスピードが変化していることに気づくはずです。

届かせようとする距離が長くなれば長くなるほどヘッドスピードは必要に応じて自動的に速くなっていきます。

そのことはしっかりボールをヒットして距離を打ち分けている証拠であり、アプローチ、パットの距離感を体が感じ始めたことになります。

意識してやっていることではなく、打ちたい距離を目からの情報で体が勝手に反応して起こっている結果ですので毎回距離がそろってきます。


いかがでしたか?

いつもショートに悩んでいるなら、一度試してみる価値はあると思います。

パット、アプローチの距離感が合ってきたと感じてもらえればうれしいです。