ゴルフマン【第11回】ラウンド前夜

水曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第11話です。

ラウンド前夜ってなんだかテンション上がりますよね〜。

【第11回】ラウンド前夜

いまさらですがゴルフってのは本当に楽しくて魅力的なスポーツです。

僕なんてゴルフ歴は20年以上だし、週に1回くらいのペースでラウンドに行きますが、それでもいまだに毎回新鮮で楽しいです。

前日の夜もちょっとソワソワして「明日のコースはどう攻めようか」とか「クラブセッティングは・・・」とか考えちゃってなかなか寝付けません。

朝だって5時起きとかでもけっこうスパッと目が覚めたりするしね（夜型自営業なので普段は11時頃まで寝てたりするのに）。

いやもう本当にいい大人がゴルフの前日は遠足前の小学生みたいな感じになっちゃうわけですよ。

クラブだってね、寝る前にピカピカに磨いてみたり、買ったばっかの明日デビュークラブがあったりしたら、意味もなくアドレスしたりワッグルしてみたり（たとえそれが中古クラブだったとしてもね）。

ちょこっとパターマットでパット練習してみたりとか、明日使うボールを確認したりとか、とにかくなんだかソワソワしちゃう。

ウェアだって、ちょっと大きめのコンペとかオシャレな人が多いコンペの前夜には、明日のウェアを何通りかコーディネートしてみて一人ファッションショーをして最終的に一番良さそうなのを選んだり。

いい歳のオッサンをこんな気持ちにさせてしまうんだから、ゴルフってのは魔物ですな〜。


しかしですよ、そんなワクワクする気持ちもゴルフをやらない人には全く伝わらないわけです。

特にゴルフをやらない奥さんとかには全く理解してもらえない。

きっと「ウチの旦那はいったいさっきから何をやってんだか」くらいに思われてるんでしょうな。

ゴルフクラブをいかに大事にしてるかってことなんて絶対に分かってもらえないわけですよ。

マンガでは奥さんがせっかく磨いた大事なクラブで背中をポリポリかいてるわけですが、こんなもんは可愛いもんで、なかには重いヘッドのほうを持ってグリップ側でパンパンとベランダに干した布団を叩く強者もいるらしいですからね。

たとえそれが奥さんに内緒で貯めたヘソクリで買った十数万もする高級パターだったとしても、それは言えないわけで・・・。

ゴルフバカの旦那とゴルフをやらない奥さんのあいだには深〜い谷があり、それは絶対に埋まらないもんなんでしょうな。

それでもゴルフバカの旦那を許してくれる奥さんには感謝しないといけませんね。

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