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ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)

世界ゴルフランキングに注目!

松山英樹選手がフェニックスオープン連覇で、ジャンボ尾崎以来の日本人のワールドゴルフランキングベスト5以内入りしました。

ベスト3という可能性もありますし、今シーズンの世界ランク1位の可能性も見えてきました。

しかし、この「世界ランキング」がどうやって決められているのかって案外知らないものですよね。

世界ゴルフランキングって?

1985年から決められるようになったゴルフでの世界ランキングの事です。

USPGAツアー、ヨーロピアンツアー、オーストラリアンツアー、日本ツアー、アジアツアーなどをまとめたランキングで、ランキングポイント対象ツアーは前述の各ツアーのほかに、ウェブドットコムツアーやチャレンジ(ヨーロッパ)やカナダやワンアジアや韓国なども対象となります。

つまり世界中のどこのトーナメントに参加していても世界での順位がわかるというものです。

1999年から4大メジャーや世界ゴルフ選手権などの出場資格に「世界ランキング50位以内」が加わって世界ランキングの重要度が上がりましたので、メジャー出場を考えている選手はこのランキングが気になるところですし、ファンもメジャーへ出場できるプロを予測できたりすることから注目されています。

どうやってランキングが決まるの?

少し複雑な決め方をしていますので、なかなか理解しずらいです(苦笑)。

簡単に言えば、過去2年間で出場したトーナメントで獲得したポイントを出場試合数で割った数値(平均値)でランキングが決められています。

その際には「ただし」として40試合以下は「40」で割り、52試合以上は「52」で割るというルールがあります。

ややこしくなるのはココからなんです。

「出場したトーナメントで獲得したポイント」というのがこのランキングの算出方法の重要な点となります。

世界中の各トーナメントの大会規模や地域や出場選手などにより試合ごとに決められたポイントがあります。

基本的には、USPGA>ヨーロッパ>日本ツアーという順に獲得ポイントが低くなります。

この獲得ポイントを決めるのを「Field of Strength」(フィールドの強さ)といいます。

トーナメント毎に出場している世界ランク200位以内の選手がどれくらい参加しているか(ワールドレイティング)と各ツアーの上位選手がどのくらい参加しているトーナメントなのか?(ホームレイティング)を合算し、決められた換算表で算出したポイントが各トーナメントのポイントとなり成績に応じで配分されます。

例えば、4大メジャーは優勝すると「100ポイント」獲得ですが、日本オープン優勝では「32ポイント」獲得です。

このポイントを2年分積み重ねてランキングが決定されます。

今の世界ランキングは?

アメリカ時間の毎週月曜日に最新のランキングが更新されるので、2月5日のフェニックスオープンでの松山英樹選手の優勝を加味したランキングはアメリカ時間の2月6日に発表されました。

2月6日発表のランキングは
1 J・デイ    9.93P
2 R・マキロイ  9.49P
3 H・ステンソン 8.93P
4 D・ジョンソン 8.85P
5 松山 英樹   8.80P
6 J・スピース  7.78P
7 A・スコット  5.97P
8 J・トーマス  5.61P
9 S・ガルシア  5.44P
10 P・リード   5.22P

となっています。

松山英樹は4位のジョンソンとは0.05ポイント差、3位ステンソンとは0.13ポイント差ということになります。

ちなみに、最近の松山英樹選手の成績が圧巻です。

2016年日本オープン優勝から9試合で5勝2位2回予選落ちナシという成績で、PGAツアーの今シーズン開幕から圧倒的なゴルフを見せています。

毎週更新される世界ランキングも是非注目して見てください。

また違ったゴルフの楽しみ方ができるかもしれません。

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