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ゴルフクラブ

uchidaruma

ゴルフクラブは消耗品? ゴルフクラブの耐用年数を知っておこう!

ゴルフクラブには耐用年数があることをご存知でしょうか?

当然、しっかりとメンテナンスをしていれば耐用年数まで現役として使ってあげることができますが、限界もあります。

耐用年数を超えたクラブを使用すると事故が起こる危険性が高くなるので、ゴルファーとして知っておかなければなりません。

ここではクラブの耐用年数について解説していきます。

ゴルフクラブの耐用年数について

ゴルフクラブの耐用年数はクラブを構成する各パーツによって異なってきます。

つまり、ヘッド、シャフト、グリップの各パーツによって違いがあり、適宜取り替えてあげる必要があるのです。

金属の耐用年数自体はしっかりメンテナンスをしていれば20年以上ありますが、どうしても使用することで削れたりへこんだりと劣化はしていきます。

ここで重要なのは、メンテナンスの不備などは寿命を早め、耐用年数を超えすぎたモノは破損の恐れがあり危険だということです。

ヘッドの耐用年数

ゴルフクラブのヘッドの耐用年数は、新品発売から最低でも10年以上はあります。

しっかりとしたメンテナンスは前提ですが、ヘッドに関しては長年の使用などによるフェース面のひび割れやへこみ、変形などの劣化がなければとても長い間現役として使用することができます。

ひとつのクラブに慣れて長く愛用していけますので、ヘッドのメンテナンスは使用後にしっかりと行ってあげることが重要です。

それだけで耐用年数が伸びます。

シャフトの耐用年数

ゴルフクラブのシャフトの耐用年数もちゃんとメンテナンスを行っていれば5年程と結構長いです。

シャフトは長い間使うことで「なまる」や「へたる」など、いわゆる軟化すると言われていますが、当然使用頻度で異なります。

1週間に1回くらいの練習に使用するだけなら、1、2年で軟化して柔らかくなることはありませんし、毎日ボールを打ちに行かないのであれば5年以上は性能が維持されるでしょう。

しかし、メンテナンス不足や急激な熱変化にさらされ続けると、シャフトの素材に影響します。

車のトランクに入れっぱなしにしないことやシャフトの中に水が入らないようにするなど十分注意しましょう。

グリップの耐用年数

ゴルフクラブを構成するパーツの中で、最も耐用年数が短いのがグリップです。

グリップにはラバー系とプラスティック系がありますが、特にラバー系のグリップは使用していてもいなくても耐用年数は1年ほどです。

1年以上使用していると表面がツルツルとしてきて滑りやすくなり、ひび割れが起こったりします。

滑りを感じたら交換ですが、グリップに関してはラバー系の場合は使用頻度に関わらず1年に1度は交換しておいたほうがスイングし易いです。

1年以上のグリップの使用はスイングを崩すだけでなく、最悪すっぽ抜けて事故になりかねない危険を内包しているので、しっかりと早めに取り替えて起きましょう。

また、グリップメーカーは40ラウンドに1度を目安にとも言っています。


ゴルフクラブの耐用年数は、ご説明したとおり各パーツによって異なってきます。

あくまでもしっかりとメンテナンスをした上での耐用年数ですので、メンテナンスを怠ることがないようにお願いします。

そうすれば、愛用のクラブとラウンドでプレイを長く楽しむ事ができます。

事故の心配もありますので、自分のクラブはまだ安全に使えるのかということについて今一度、確認することをお勧めします。