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松山英樹と石川遼のワールドカップの舞台裏!キャロウェイとダンロップ、どっちのボールを使った?

日本を代表する二人のスター選手、松山英樹と石川遼がタッグを組んで挑んだワールドカップ。

日本では夜のスポーツニュースでも大きな注目を集めるほど話題になった。

しかし、その舞台裏には気になるニュースも。

2人で1つのボールを打つ「フォアサム」の戦い。

4日間で争う今回の「ISPSハンダワールドカップ」は、2日間がフォアサム形式、2日間がフォアボール形式での試合フォーマットとなっている。

フォアボールであれば、2人の選手がチームを組んで、2人がそれぞれのボールでプレーして、良い方のスコアが採用されるので、ボール問題は起きない。

しかし、フォアサムになると2人が1つのボールを交互に打っていく。

具体的には1打目を松山英樹が打ったら、2打目を石川遼が打つという流れだ。

このときに、ボール問題が発生するのだ。

松山英樹はスリクソン、石川遼はキャロウェイのはずだけど。。。

ちなみに、ツアープロの多くはボール契約を結んでおり、特に一流選手ともなれば、ほぼ全員が大手メーカーとの契約を結んでいる。

松山と石川の二人ももちろんボール契約があり、松山英樹はダンロップスポーツと、石川遼はキャロウェイゴルフとのボール契約がある。

ちなみに今シーズンで言うと、松山英樹は、ダンロップの「スリクソンZ-STAR XV」を使っており、石川遼はキャロウェイの「クロムツアー」を使ってシーズンを戦っていた。

それだけに大会前から、フォアサムではどちらのボールを使うかが注目を集めていたが、、、。

かつて、石川遼も使っていた「スリクソン」で統一!

本番を控えた練習日の時点で、松山と石川は意思統一がとれていたようで、2人がフォアサム用に選んだボールは、松山使用の「スリクソン Z-STAR XV」だった。

これは、実はキャロウェイとボール契約を結ぶ以前、プロ入り直後から一昨年まで石川遼が使っていたボールでもあり、”なじみ”があったことも要因のひとつ。

さらに、10月-11月と絶好調の松山英樹を優先する形でもあった。

練習日には石川遼も、「ボールを変えたときの違いは、僕の方が受け入れやすい」と語るとともに、試合を通して「英樹の長所を生かしたい」とも語っている。

とにかく、結果として優勝には届かなかったものの通算14アンダーで6位と好成績を残した。

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