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ゴルフクラブ

GREEN MAN

賞金女王を決めたイボミが最終盤で変えた新クラブの正体!

2015年に続き、2016年も賞金女王となったイ・ボミ。
賞金女王をほぼ決定づけることになった
11月「伊藤園レディス」での5勝目では、
意外な新クラブを投入していた。

優勝から遠ざかっていた中で、新クラブをテスト!

今年8月には、早々に年間4勝をマークして、賞金ランキングでも独走状態となったイ・ボミ。

しかし、9月以降は優勝がなく、賞金ランキングでも混戦状態となっていた。

そんななか、クラブ契約を結ぶ本間ゴルフは、10月に発売される新シリーズ「TW737シリーズ」のツアープロへのテストを夏場すぎからはじめていった。

イ・ボミもドライバーやアイアンを積極的に練習日にテストしていたのだが、その結果、後半戦で投入したのは2本のフェアウェイウッドだった。

9月上旬から、イ・ボミが投入した新作フェアウェイウッド!

夏のテスト期間を経て、イ・ボミが9月の「ゴルフ5レディス」から使いはじめたのが新作の「ツアーワールドTW737Cフェアウェイウッド」だ。

ロフト角は15、18度の2本。シャフトはドライバーと全く同じの「ヴィザードYA55-フレックスR」を使っている。

この新シリーズについて、新製品発表会では、イ・ボミは特にドライバーを気に入っていた様子で、「ドライバーは3球打ってきめました」と、新作「TW737 450」を絶賛。

しかし、賞金女王争いがかかった大事なシーズン後半で最初に使ったのは、新作のフェアウェイウッドだったのだ。

イ・ボミが選んだのは通常モデルより、小さなFWの「C」。

実はイ・ボミが使っている新作のフェアウェイウッドには、少し秘密がある。

モデル名も「TW737C」となっているが、このCはコンパクトの意味もあり、通常の「TW737」よりも小型のヘッドとなっているのだ。

具体的に、どれだけ小さいかと言うと、イ・ボミが愛用するロフト角15度では約20㎤、
ロフト角18度では約12㎤ほど、通常の「TW737」より小さくなっているのだ。

そして、形状的にもややディープ形状。

そんな「ちょいディープ」なFWを投入し、勝負所となった11月「伊藤園レディス」で
笠りつ子とのプレーオフを制したボミ。

このフェアウェイウッドの投入が、ずばり当たったとも言えるだろう。