フェアウェイウッド、3番ウッドと5番ウッドの打ち方と使いどころの違いを考える

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フェアウェイウッドは、上級者たちにとって、長い間、失敗もしたが手放せないクラブです。

それは、距離が出てボールが上がるクラブだからです。

距離の出るセカンドショットで使うクラブは何がいいか?

距離の出るセカンドショットで使うクラブは何がいいか?

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昨今での人気のクラブセッティングは、3番ウッド、5番ウッド、ロフトが21度くらいのユーティリティ、24度くらいのユーティリティとなっています。

ただし、3番ウッドは難しいクラブなので、最初は5番ウッドを1本入れ、使いこなせるようになってきたら3番ウッドを追加するのが良いでしょう。

コースにもよりますが、400ヤード以上の長いミドルホール(パー4)を攻略するには、200ヤード打てるクラブがあれば戦略がまったく違ってきます。

セカンド(2打目)には、フェアウェイウッドがどうしても必要になります。

フェアウェイウッドに苦手意識があるならば、1にも2にも球が上がりやすいクラブ選択が必要です。

ドライバーと違ってフェアウェイウッドは地面上のボールを打つクラブ。

その目に入る情報からボールが上がりにくいと感じると苦手意識が増してしまいますが、オートマチックに球が上がるクラブならば、スイング中に余計なミスが入りづらくなるでしょう。

では、どんな形状のフェアウェイウッドが球が上がりやすいのでしょう?

今どきのフェアウェイウッドは、ヘッドが小ぶりでフェースが厚いタイプと、ヘッドが大きくてフェースが薄いタイプに分かれます。

ボールが上がりやすいのは後者です。フェースが薄いほど重心が低く、トップ気味に打ってもボールが上がってくれます。

もう1つのポイントはフェースプログレッション。

フェースプログレッションとはシャフト軸線からリーディングエッジまでの距離のことで、この数値が大きい(出っ歯)ほど、構造的にボールが上がりやすくなります。

“アゴ”が出ているほうがフェースにボールを乗せやすく、払って打てる分だけロフトを有効に使えるからです。

出っ歯のウェッジ同様、フェアウェイウッドもリーディングエッジが前に出ているほうが打ち出し角が高くなります。

加えて、アゴが出ているフェアウェイウッドはスピンがかかりやすい分だけボールがフワッと浮いてくれます。

フェアウェイウッドを打ち込むような軌道で打ちたい人は、出っ歯に見えるフェアウェイウッドは刃先が邪魔になります。

フェースプログレッションが小さめで、ややフェースが厚いタイプがお勧めです。

フェースプログレッションが小さいフェアウェイウッドは、グースネックのサンドウェッジと同じで、フェース面がシャフトの延長線に近づく形状のほうが、ダウンブローに打ち込んでいきやすい。

そして、打ち込んでもボールを上手くとららえることができます。フェースは薄めよりも厚めのほうが、上手くミートできます。

フェアウェイウッドを上手く打つコツ

フェアウェイウッドを上手く打つコツ

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フェアウェイウッドは、払い打つよりもアイアンのようにダウンブロー気味に入れたほうが却って打ちやすいのです。

フェアウェイウッドの重量は大切で、軽い場合は災いの元となることがあります。

シャフトが軽くなるほど手打ちになったり、打ち急ぎのミスが出やすくなります。

また、手首のコックがほどけづらくなる分だけ、トップやチョロが出やすくなります。

なので、フェアウェイウッドには少し重めのシャフトをチョイスします。ドライバーよりも10グラム前後重いシャフトを選ぶといいでしょう。

ドライバーと、苦手にしているフェアウェイウッドの重量を比べてみて、ドライバーよりもフェアウェイウッドのほうが軽かったり、どちらも同じぐらいの重量だったりしたならば、上手く打てない原因はスイングだけでなくクラブにもあると考えられます。

フェアウェイウッドでトップが多発するならば、まずはシャフトに鉛をペタッと貼ってクラブを重くします。たかが5~10グラムと思うかも知れませんが、重さが変わるとクラブの振り心地は結構変わります。

クラブを買い換えなくてもトップのミスを減らせるでしょう。

もう1つは長さです。長いクラブを振るポイントは、球への入射角度を緩やかにしないといけません。

そのためには、スイングの弧を大きくします。ユーティリティよりもフラットな軌道で振ることが大切です。

3Wか5Wか……フェアウェイウッドの戦略

ライや距離にもよりますが、セカンドのフェアウェイウッドはどちらを使うか。

パー5の第2打がフェアウェイど真ん中にあります。狙える5番、飛びの3番、どちらがいいでしょう?

ライもいい、 そんな場合はフェアウェイウッドで確実に飛距離を稼ぎたいところです。セカンドで乗らない距離なら、5番ウッドで確実に距離を稼ぐべきです。

ミドルアイアン感覚で打ち込んでボールをとらえていきます。

ボールを上げようとしたり、払い打とうなどとせず、アイアンと同じように打ち込んでいくほうがボールは上がって上手く打てます。

インパクトの形を作って構えて、体の動きをスムーズにさせるため両膝には余裕を持たせたい。

ややハンドファーストにインパクトの形を作って構えます。

アドレスでのボール位置は、ミドルアイアン同様スタンス中央よりも少し左足寄りです。

5番ウッドは飛ばそうとして、振り急ぎやすいクラブです

手先だけでひょいとクラブを上げずに、腕、ヘッドと順に動かす意識を持ってテークバックします。

ダウンスイングで右腰を下げない、そうするだけでもかなりミート率を高められます。

5番ウッドを打ちこなす最大のポイントは、スイング軸を傾けないことに尽きます。

インパクトまでベタ足をキープします、突っ込みを防ぎ、ヘッドの入り方もよくなります。

ダウンスイングで右足かかとが早く浮くと、上体が突っ込みやすいからです。

その防止策は、トップからインパクトまで右足の上に頭を残すくらい、極力右足かかとを上げないで、ベタ足をキープすることです。

難しい3Wを使いこなす

難しい3Wを使いこなす

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練習でオススメなのが、少し高めにティーアップしたボールを打つことです。それでボールをきちんと飛ばせればヘッドを適度な角度で下ろしている証拠。

距離の出る3番ウッドは、頭を後方に残して体を回すとソールが滑ってくれます。

トップから頭の位置をそのままで体を回す、ボール位置は左足かかと線近辺ですが、ボールがつかまらないなら、右足寄りに1個分中に寄せます。

これが3番ウッドの難しいところで、ドライバー並みのボール位置ではミートが困難となります。大概ヘッドが遅れてスライスとなります。

テークバックでは、ヘッドを低く、長くが必須。

手先でクラブを操作しては上手く打てません。手元が右腰の高さ近くに上がるまでは極力ノーコックで、ヘッドを低く長く動かすようにしましょう。

右肩をしっかり目標方向に向ける意識で、体の動きを止めずに振り抜くのが払い打ちには必須です。

アンダースローのピッチャーのイメージです。

意識すべきは、フィニッシュを取ることで、ミスをしてもソールが滑る状況を作っておいてあげることです。

5番ウッドは打ち込み気味に使うクラブですが、3番ウッドはシャフトが長い分、ソールを芝に滑らせて払い打つようにして使うクラブです。

しかし、そこで勘違いしてはいけないのが、自らインパクトゾーンでソールを滑らせないことです。それは、わざわざダフリながら打とうとしているようなものですから。

今はクラブが進化して、ヘッドスピードが40メートル/秒なら、5番ウッドで190ヤードから200ヤード飛びますから、セカンドは難しい3番を避けて5番に任せるのもアリかもしれません。

難しい選択が、400ヤードを超えるミドルホールです。グリーンの手前には、バンカーなどのハザードがありますから狙いどころが難しい。

バンカーが苦手だったり、難しそうなバンカーの場合は、思い切ってバンカーの手前に刻んで3打目勝負という考え方もアリです。

残り距離だけでフェアウェイウッドを使うかどうか決めるのではなく、コースレイアウトや自身の技術レベルも考慮に入れて使うクラブを選択しましょう。
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