万全の花粉症対策で絶好のゴルフシーズンを満喫しよう!

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いや~な季節になりましたね。特にゴルファーにとっては……。

毎年、花粉症の季節が近づいてくると、今年の花粉の発生はどうだろうかと気になる人も多いのではないでしょうか。

なんたって、ゴルフコースはスギやヒノキだらけですからね。

我々アマチュアだけでなく、春先はどうも調子が悪いというプロゴルファーは、その原因が花粉症だという人もとても多いのです。

鼻水や目がクシュクシュしていては、プレーにも集中できませんから、必然的にスコアだって期待できません。

この花粉症、なんとかならないのでしょうか?

ゴルフコースは多種多様な花粉がいっぱい

ゴルフコースは多種多様な花粉がいっぱい

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松の木がたくさある林間コースもないわけではありませんが、日本のゴルフコースの多くは、戦後すぐに農林水産省が植林事業として推進したスギやヒノキなど、花粉症の原因になる花粉を大量に飛散させる人工林のある山を切り開いて造った丘陵コースです。

スギやヒノキから飛散する花粉は2月から5月の間に特に多くなりますが、そうしたコースでプレーすることは、花粉症のゴルファーにとって、苦痛以外の何ものでもないでしょう。

イネ科やキク科の植物の花粉に対するアレルギーを持っている人で、初夏から秋口まで、長期間にわたって悩まされる人もいるでしょうが、やはり、スギ花粉が最もポピュラーなものであり、深刻度の高いケースが多いことでしょう。

いずれにしても、花粉症の原因となる多種多様な花粉がゴルフコースには多く、普段はそれほど症状がひどくない人でも、コースに行くと花粉症の症状が顕著に出るという人も多いようで、始末が悪いです。

花粉症の症状が出る場合は、鼻、目、のどなど首から上が主で、熱感や倦怠感など全身症状をともなうこともあります。

もちろん、花粉症の症状が顕著に出れば、ゴルフでは集中力を欠いてミスショットが多くなりますし、なんといっても不快感で、楽しさは半減してしまいます。

花粉症の正体

花粉症の正体

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花粉症に深く関わっているのが、人の体内で作られる「抗体」です。

最近では新型コロナのこともあってよく聞くワードですが、抗体は体に入ってきた異物にある抗原と結合して、その異物を体外に除去する役割を果たすタンパク質です。

花粉症の人の体は、花粉を好ましくない異物として認識し、「IgE抗体」という抗体を作って排除しようとしますが、その抗体が蓄積すると、肥満細胞と結合して「ヒスタミン」という化学物質を放出します。

そして、それがくしゃみや鼻づまり等のアレルギー症状を起こすのです。

そうした形でアレルギー症状が起きるか否かは、遺伝的な体質に左右されますが、食生活など日常生活の要素も深く関わっているそうです。

また、ある日突然花粉症になる人もいますが、それは体が花粉に対してIgE抗体を作っても、その抗体の量が一定の水準に達するまでは、症状が出ないことに起因しています。

しかし、子供の頃から毎年花粉を吸って抗体を作り続けていれば、それがある日上限に達して、花粉症の症状が突然出るのです。

30~50代の働き盛りの年代の人に多いのは、以上のようなメカニズムによって花粉症の症状が出るケースが多いからです。

病院で注射をしてもらう方法

病院で注射をしてもらう方法

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そんな花粉症に苦しむ人の中には、病院で注射をしてもらっている人もいるでしょうが、それには様々な問題があります。

代表的な治療法には、体質を改善して、根本的に治療しようという考え方のアレルゲン免疫療法、そして、花粉症の辛い症状を一定期間押さえ込むために行うステロイド注射があります。

ただ、アレルゲン免疫療法の場合は、週に1~2回通院して注射する治療に2~3年かかるのですが、70~80パーセントの人にしか効果がないと言われています。

一方、ステロイド注射には即効性があり、1度注射すると2~3ヶ月効果が持続するので、1回の注射でそのシーズンの花粉症が良くなる可能性が高いです。ただし副作用の心配があるので、誰にでも有効な治療法とは言えません。

いずれにしても、治療に当たっては、十分に医師と話し合って、作用や副作用などの確認が必要です。

食生活による体質改善

食生活による体質改善

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実はもっと簡単に食生活を工夫して体質(免疫力)を変えることで、誰でも効果が期待できるのです。

花粉症は免疫機能が過剰反応した結果ですから、免疫細胞の大部分である腸の環境を変えることで改善される可能性があります。

ファスティング(断食)などという方法もありますが、1.ポリフェノール、2.オメガ3脂肪酸、3.発酵食品などを積極的に摂ると良いということがわかっています。

まず、ポリフェノールには、抗酸化作用があるので、花粉症の原因である「ヒスタミン」を減少させる効果があります。

そして、オメガ3脂肪酸は魚介類(特に青魚)に多く含まれるDHA、EPAと同じ仲間の脂肪酸で、アマニ油やエゴマ油に多く含まれますが、どちらの脂肪酸も免疫の働きを正常化し、アレルギー症状を抑える効果があると言われています。

また、発酵食品には腸内環境を整えて、免疫力を高めるという効果があることがわかっています。

予防対策

予防対策

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以上のような治療法や体質改善の工夫が花粉症に対処する上で効果的ですが、そもそも体内に取り込む花粉の量を抑えられれば、ある程度の症状を抑え込むことはできます。

その観点からは、メガネ、ゴーグルなどをかけることで裸眼の状態に比べ、花粉の付着を3分の1程度は防げますし、プレーがしにくくなるから嫌がる人も多いと思いますが、顔にフィットするマスクを着用することも効果があります。

加えてツバの広いキャップやサンバイザーで、顔や髪の毛への花粉の付着を防げますから、花粉症のゴルファーは、そうした対策を積極的にするべきでしょう。

また、機会があるごとに、ウェアをはたき、手洗い、うがい、洗顔などの励行を心がけましょう。

そして、何よりも普段から免疫力が低下するような生活をしないことです。

不規則な生活リズムは免疫力低下の原因になりますし、十分な睡眠を摂って、風邪を引かないようにすることも大切です。

風邪を引くと、鼻の粘膜が弱り、アレルギー症状を悪化させることがあります。

花粉さえなければ、ゴルフにとって最高の季節、万全の対策でゴルフを楽しみたいですね。

(参考文献/洲崎春海著/花粉症 防ぎ方 治し方/家の光協会発行)
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