ゴルフスイング
ライドマン
アイアンショットは“上下左右”のブレをなくして、常に芯で打とう！
アイアンショットにおいて、狙い通りのボールを打つためには、「芯で打つ」ことがとても重要になります。
自分のショットが芯をとらえていないと感じたら、スイング中、身体がブレていないか、練習方法を見直してみましょう。
クラブの芯で打てない理由とは？
ショットが思ったように打てない、クラブの芯に当てられない原因は、アドレスからフィニッシュまで、スイングのどこか、もしくは全体で、身体を無駄に動かしてしまっていることが原因です。
身体が上下、左右に、無駄に動いてしまっていたら、当然ながら、狙い定めた位置にクラブを下ろしてくることは難しくなってしまいます。
練習方法を改善して、この上下と左右、2つのブレを抑えられれば、スイング軸のブレがなくなり、クラブの芯でしっかりとボールをとらえられるようになるでしょう。
1. 左右のブレを改善する方法
体が左右にブレる、スウェーの原因は、体重が足の裏の外側にかかり、上半身がつられて左右に傾くことにあります。
バックスイングでクラブを振り上げた時に、右足の外側に体重がかかってしまうと、上半身は右に、そして、ダウンスイングで左足の外側に体重がかかると、今度は左にブレてしまいます。
これではクラブの芯で打つことはできません。
アドレスの時に身体の中心に軸を感じましょう。
そうして、その軸が左右にブレないように意識しましょう。
バックスイングでは右足の、ダウンスイングでは左足の内側で、常に体重を受け止める意識が大切です。
以前よりもスイングは小さくなるはずですが、気にする必要はありません。
コンパクトなスイングで芯でしっかり打てたほうが、飛距離も出ますし曲がりません。
外側に体重をかけるクセを直すのに必要な練習方法は、足裏の外側に割り箸などのちょっとした物を踏んでスイングする方法が、より強く体重をかける場所を意識できるので効果的です。
2. 上下のブレを改善する方法
体が上下にブレても、思ったようなショットは打てません。
上下にブレるというのは、体の前傾姿勢が崩れていることが原因です。
起き上がっていたり、反対に沈み込んだりしていては、ダフリやトップを誘発してしまいます。
ブレをなくすには、背筋をスッと伸ばし、骨盤ごと前傾すること。
骨盤の前傾角がそのまま上半身の前傾角になるので、スイング中は骨盤の前傾角度を強く意識することが大切です。
特に、バックスイングでの伸び上がり、ダウンスイングの起き上がりに注意しましょう。
練習の時には、スマートフォンなどでスイング動画を撮ってチェックすることをおすすめます。
股関節の角度は前傾姿勢に大きく影響してきます。
自宅の壁にお尻を付けて、クラブを持っているつもりでスイングするのもお勧めの練習方法です。
バックスイングで右のお尻、フォローで左のお尻が壁につくようなイメージを持ちましょう。
股関節の角度を固定できるようになります。
上掲の動画はミシェル・ウィの不動の前傾角です。
芯で打つスイングを身に付けて、さらにゴルフを楽しもう！
クラブの芯でボールをしっかりと打つことができれば、見違えるほど力強く、曲がらないショットが打てるようになります！
そして、思ったようなショットが打てれば、今よりもずっとゴルフが面白くなることでしょう。
練習方法としては、地味と感じるものが多いかもしれません。
しかし、「クラブの芯で打つ」ということに本気で取り組むには、そうした練習が必須なのです。
芯で打って、自分の思い通りの場所にボールを落とすことは、どれだけ気持ちのいいことでしょうか。
クラブの芯で打つ！ そのことに本気になってみませんか？
今まで感じたことのない、インパクトの気持ち良さを感じられるようになるはずですよ！
関連記事
ピックアップニュースPick Up
