ミスを未然に防ぐ!緊張をほぐす3種類のプレショットルーティーンを紹介

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ゴルフはミスを少なくするゲームでもあります。そのためには、ショット前に行う予備動作「プレショットルーティーン」が重要です。

どんな動作が効果があるのか、3種類ほどご紹介します。

関節を柔らかくするプレショットルーティーンの効用

関節を柔らかくするプレショットルーティーンの効用

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スポーツはなんでもそうですが、関節を柔らかく使うことができれば上達します。

プロゴルファー達もそのことはよく理解していて、意識的にルーティーンの中にワッグルやフォワードプレスなどを入れています。

緊張感を取り除いたり、リラックスしてスイングするためであったり、筋肉にいいリズムで動くことを命令する意味で、プレショットルーティーンを入れています。

ダスティン・ジョンソンのフォワードプレス、トム・ワトソンのワッグルなどは有名です。

直前の素振りを意識しながらスイングするのはいいのですが、固まらないことです。


140ヤードの7番アイアンのショットで、フェアウェイではソケット(シャンク)など出ないのに、ショートホール(パー3)のティーショットで出るのは、関節を固めてしまっているのかもしれません。

ショートホールでは固まりがちですから、ワッグルなどをすると割とほぐれます。

フェアウェイウッドも、少し押すような動作を入れるとバックスイングがやさしく上がり、肩の回転がスムーズになります。

元々体が硬い人や年齢で体が硬くなってきたと感じている人は、関節を和らげる動作をルーティーンに入れると効果的です。

以下に、3種類のプレショットルーティーンの例を紹介します。

1.ワッグル

1.ワッグル

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ワッグルは、緊張した手首をリラックスさせます。野球のピッチャー投球前に手首を振ったり、テニスではラケットを小刻みに動かしたりしているのも同様です。

ゴルフでは、アイアンのヘッドを軽く左右に振ったり、ドライバ―ヘッドを動かしてシャフトのしなりを感じたりします。

ティーグラウンドではほとんどの人がやっていますが、それ以外でも緊張が高まった時などにプレショットルーティーンとして行えば効果が上がります。

例えば、バンカー内でのクラブを浮かしてのワッグルや、3番ウッドで力が入りそうな場面でワッグルを入れれば、スーッと緊張が取れるでしょう。

2.フォワードプレス

2.フォワードプレス

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始動をスムースにするために、先に押してから引く動作です。野球のバッティングやテニスのサーブなどで見られます。

ゴルフでは、左手を一旦バックスイングとは反対方向に動かし、反動をつけるようにしてバックスイングを開始します。

スイングの再現性が上がり、始動がしやすくなるメリットのほかに、左手の甲を下に向けるメッセージを筋肉に伝えることができます。

左手の甲をダウンスイングで早期に上に上げてしまうと、すくい上げるイメージが出るだけでなく、コックやタメが早期に解けてしまうミスを回避できます。

3.膝を使う

岡本綾子さんのスイングでは、右膝を左膝に引き寄せながら、ダウンスイングを柔軟にこなしています。

体自体をコンパクトに体重移動させるとともに、筋肉の集中を高める効果もあります。

その結果、柔軟に柔らかくスイングできます。


以上3つの動作をプレショットルーティーンに入れておけば忘れることはありません。

メンタルのスポーツと言われるゴルフでは、上手な方ほどこの「プレショットルーティーン」を大事にしています。

ある動作を記憶しておくよりも、あらかじめ動作の中に入れておけば再現性が確保され、高い安定性を維持できます。

また次のショットの、距離感や強さ、曲がり具合などコントロールに関するイメージをその場で発揮させるエクササイズ(弾道をイメージした素振りなど)を事前に行い、即実行するというタイミングが取れることもあります。

例えば、アドレスに入る前に後方から目標を確認し、その時に距離をイメージしてワッグルを入れ、素振りではフォワードプレスを入れてから、右膝を引き寄せて素振りをする……といった具合です。

特にティーショットでは、手首、足首、膝の関節を和らげておくことが、安定したショットにつながります。

体の固いタイプの人は、一番緊張すると言われるパターでも、フォワードプレスを入れて手に指令を送ることで、緊張をほぐし、スムースなストロークを確保できます。

日本の女子プロを試合で見て確認してみたところ、クラブの重さ、長さを感じることが最大の目的で、目標を見ずに振る、歩きながら振る、フォローから振り戻して振るなどの典型的な“フィジカル素振り”を32人中26人のプロが行っていました。

プレショットルーティーンには、作り込んだものと自然にできたものがあります。

男子の場合、より高い効果を求めてルーティーンを作り込むプロも多いのですが、女子のほとんどは経験と感性によって自然にでき上がったルーティーンでした。

基本的にラウンド数の多いプレーヤーは、ルーティーンが自然にでき上がります。

逆を言えば、ラウンド数の少ない人はルーティーンが決まりにくいので、そういう人ほどルーティーンを意識して作り込むといいでしょう。

自分のイメージ、目的に合ったルーティーンを確立することは、確実にグッドショットを増やす効果があるので、ぜひ意識してもらいたいと思います。
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