お買い得?ハードスペック?“US仕様”ってどうなんでしょう?

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最近は海外クラブメーカーの勢いがすごく、売上ランキングの上位をいつも占めています。

テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、どれを買おうか迷っている方も多いことでしょう。

さて、海外メーカーのクラブを購入する時に気になるのが『USモデル』です。

いったいどのようなものなのでしょうか?

米国メーカーのゴルフクラブを買う場合、ゴルファーには二つの選択肢があります

米国メーカーのゴルフクラブを買う場合、ゴルファーには二つの選択肢があります

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一つは日本人ゴルファー向けに作られた日本仕様、もう一つは並行輸入品、こちらは米国仕様です。

他の商品がそうであるように、並行輸入品の価格は為替によって価格が変動しますが、円高になるほど販売価格に割安感が出てきます。

例えばドライバー、日本仕様と並行品を比較すると後者のほうが2万円以上安かったりします。

ではUSモデルの値段を安くできる理由は何でしょうか?

まずUS仕様の輸入品には、日本製のようなメーカー保証が付いていません。

日本のゴルフクラブは世界的に見ても高額ですが、メーカーが1年間などと手厚い保証を付けていることも原因です。

現実問題として、ゴルフクラブを普通に使っていて、割れたり折れたりすることなど滅多にないので「保証なんて無意味だ」と言う人も多いです。

中古品が安いということも関係しています。

USモデルのゴルフクラブは、欲しがる人が限られている=再販価格が低いので、ゴルフパートナーなどの中古ショップに売る際に買取値がかなり安く買い叩かれます。

ゆえに販売するお店でも、リセールバリューの低さを補える値付けをあらかじめ行っている……という側面も一部あるでしょう。

日本製のクラブなら、買取価格はその時の中古品の販売価格の40%程度が基準ですが、USモデルは2~30%まで下がるのが常です。

特にテーラーメイドの直輸入品は、かなり出回っている数が多いので、中古買取での値下がり率も非常に大きい傾向にあります。

スペックがかなり違う

スペックがかなり違う

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コストパフォーマンスを考えると並行モデルのアメリカ仕様のほうがお得感が高いですが、注意したいのがスペックがかなり違うことです。

一番違うのは重さで、次に違うのはシャフトのフレックス(硬さ)です。

ヘッドの性能や構造は同じですが、中にはUSモデルのほうがヘッド重量が重いものもあります。

結論としては、パワーがない人は日本モデルが無難です。

一番の違いはクラブの重さ、シャフトの重量、ヘッドの重量の違いで、ほとんどのUSモデルが日本モデルに比べて総重量が重くなっています。

US仕様は、「これって本当に同じクラブなの?」と疑いたくなるほどシャフトが重くて硬くなっています。

シャフトを比べても、かつては米国仕様の「R」と日本仕様の「S」が同じぐらいの硬さでしたが、現在は硬さの差がさらに広がりつつあります。

ドライバーを例に挙げると、硬さの目安となる振動数で比べてみると、米国メーカー品でも日本仕様のRは220から230cpm、ヘッドスピードが37メートル/秒以上あれば十分使いこなせます。

対して米国仕様のRは250から260cpmです。10から15、cpmの数値が変わると1ランク硬さが異なると言われています。

同じRでも米国仕様は2段くらい硬く、使いこなすにはある程度のパワーが必要です。

ヘッドスピードは43メートル/秒ぐらい必要でしょう。

リシャフト前提で購入する人を除けば、手を出さないほうが賢明です。

シャフトは選ぶ時の注意点は、メーカーによっても違いますし、作られた年度によっても差が出ます。

最近はカスタムシャフトが用意され、自分のスイングに合うシャフトを選べるようになってきていますが、長さ、重量、先調子か中調子か、メーカーによっても違ってきます。

10数年前に出会った、「これこそ自分に合った」と思ったシャフトがありました。数年前、中古屋さんにあったので買ってみましたが、まったく別物でした。

シャフトは劣化しますから、古いものはスペックが変わってしまっているんですね。

プロは、作られた年度、メーカーによって何本かのシャフトをストックしているそうです。

重さについても米国仕様は重め

重さについても米国仕様は重め

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重さについても米国仕様は重めで、ヘッドは基本的に性能は同じですが重量が重くなっています。

米国メーカーもそれを心得ているから、わざわざ日本のゴルファーに合わせた柔らかいシャフトを装着した日本仕様を作って販売しています。

USモデルとか海外モデルを購入する際に「偽物を買ってしまったりしそうで怖い」なんていう心配をされる方もいらっしゃると思います。

実際に国内においても有名メーカーの模倣品が出回ったりしているケースがありますし、偽物であるケースもゼロではありません。

となると、失敗を避けるためには信頼できるショップで購入するというのが一番大事になってきます。

またクラブを握るグリップ部分も、日本の物より太く作られているケースも少なくないです。

そしてアイアンでは、ライ角が日本仕様よりも1~2度ほどアップライトになっている場合があることも、見逃せない違いです。

要するに、US仕様のクラブというのは、日本人よりも大柄で筋力も強いアメリカ人に合わせて設計されているので、一般的な日本人には若干オーバースペック気味なのです。

ボールは輸入品で差はありません

ボールは輸入品で差はありません

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ところが、ボールは輸入品で差はありません。

同じ名前なのに値段が結構違うとなると本当に大丈夫なのかと心配になってしまったりもします。

日本モデルでもUSモデルでも、同じメーカーの商品であれば、スペック面では同等で基本性能も一緒です。

製造された工場が違うだけです。

ネットなどで、コスパの良い輸入品があれば買いです。

2020年と2019年モデルの違いですが、よほど繊細な感覚を持っている方でないとプレーには影響がないでしょう。

ボールはプロでも前モデルを好んで使用する選手もいますので、好みの問題とも言えるのではないでしょうか。
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golf fan

季節感をいつもゴルフで感じています 仲間も多くなり、交友関係も広がりました。 楽しみながら、上手くなっていきたいと思っています。

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SRIXON ZX201007-1107
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